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【CRL East】2020-Fall | Week8 | PONOSがレギュラーシーズン1位通過確定

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おつかれさまです、kabutomです。

『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ『クラロワリーグ イースト』2020年フォールシーズンのWeek8(2020.10.3土~10.4日)がおこなわれました。

今回はWeek8の試合結果とベストゲーム、そしてレギュラーシーズン最終週の見どころをレポートしていきます。

今週の試合結果

『CRL East 2020 Fall』Week8(2020.10.3土~10.4日)の試合結果はこの通りです。

首位独走中のPONOSが、Match45に勝って2位以内を確定。

Match46には敗れましたが、マジック対象チームKIXがMatch47に敗れたため、レギュラーシーズン1位が確定しました。おめでとうございます!

今週好結果を残したのは、2勝0敗のNova。特にPONOSとの首位決戦 Match46を2-0のストレート勝ち(しかも、1つしかゲームを落とさない準完封勝利)したのは圧巻でした。

2v2ペアがなかなか固定できず前評判ほどの結果を残せてこなかったNovaですが、最終局面に照準を合わせてキッチリとチームを仕上げてきました。

順位表と個人成績

ここまでのチーム順位と個人成績です。

チーム順位

今季のイーストでは上位6チームがプレイオフに進出でき、その中でも上位2チームは準決勝までシードされます。

首位PONOSは、最終週を待たずしてレギュラーシーズンの1位通過を確定させました。喜ばしいことですが、彼らが欲しいモノはきっともっと先にあることでしょう。

2位以下ではNovaが頭一つ抜け出し、プレイオフ進出を確定させました。シード権のある2位に最も近い立場です。

そして、6位争いはいまだ大混戦状態です。1つのMatch、1つのSet、1つのGameが重い意味を持ってきます。ここから先は技量のみならず、心の強さの勝負になるでしょう。

個人成績

個人成績のゲーム勝率ランキングはこの通りです。

ゲーム勝率1位は、今週試合のなかったMugi選手(PNS)の76.2%。3位天GOD選手は出番こそ少ないですが、その中でいい結果を残せているのは日頃の準備のたまものでしょう。

2位・4位には好調Novaの2v2コンビLciop選手とAuk選手が浮上してきました。

前半戦に様々な選手のペアを試していたNovaですが、この2人を軸と決めてから本気モード。Set1もMatchも4連勝中です。今週の最多獲得クラウンも、Auk選手(Nova)の7でした。

BANカード

『CRL East 2020 Fall』でBANカード(使用禁止カード)ルールは、Set1(2v2)でだけ採用されています。

Week8には、「ファイアボール」が新たにBAN選択されました。

注目すべき動きは、今週6試合のうち5試合でトルネードがBANされなかったことです。2v2で警戒すべきカードが多い今、この流れは今後も続くかもしれません。

次週の試合予定と見どころ

Week9(2020.10.9金~10.11日)の試合予定はこの通りです。レギュラーシーズン最終週のため、今回のみ金曜日にも試合が行われる点にご注意ください!

放送開始は日本時間の午後6時からです。2試合目は7時半、3試合目は9時が開始”目安”ですが、その日の進行状況によって前後します。

見どころ

Week9の見どころについて、まとめておきましょう。

  • Match50・53・55:日本チーム登場
  • Match50:”日本チームダービー”
  • Match49・50・51・52・54・55:プレイオフ進出圏争い
  • Match56:”中国ダービー”。レギュラーシーズン最終戦

日本チームFAV(現在5位・残り2試合)がプレイオフに進出するための条件を整理しておくと、こうなります。

  • 2勝0敗 →PO進出(6位以内)確定
  • 1勝1敗 →Timing・TTG次第だが、ほぼ確定
  • 0勝2敗 →TLN・Timing・TTG次第。読めない。0-2か1-2かの負け方も大事

最後の最後までハラハラしますね。水分補給しつつ、手に汗握って応援しましょう!

”もう1つのクラロワリーグ”、CRL WestはWeek4

『クラロワリーグ ウェスト』もWeek4(2020.10.10土~10.11日)を迎えます。

観戦のお供に、Smashlogの新シーズン紹介記事をご活用ください。

コラム:今週のベストゲーム

Match46 Set2 Game4: RAD選手(PNS) 0-1 Auk選手(Nova)

今週のベストゲームには、Match46から「これもクラロワだ」という一戦を選びました。

試合は、Auk選手が勝てばNovaの勝利となる”マッチポイント”の状況。PONOSからするともう後がない場面でした。

RAD選手とAuk選手は前回の対戦(Week3 Match17)でもKOHでマッチアップし、壮絶なキングタワー勝負のすえ、3-2でRAD選手が勝利しています。

今回の対戦は、試合序盤にカードを数枚やりとりしたのち、両者とも”待ち”の姿勢に入って動きません。

クラロワは3分+延長2分(計5分)の試合時間の中で、段階的にエリクサーの回復速度が早くなるシステム。

ゆえに、平均コストの重いデッキ同士の対決では、こういう”待ち”のゲーム展開がたびたび見られます。観戦している側にはちょっとじれったい時間ではありますね。

ただ、今回特殊だったのはエリクサー2倍タイムに入っても動きがなかったこと。RAD選手も首をかしげます。

試合が動いたのは、さらに1分が経過した延長突入直後。

RAD選手が自陣中央にバーバリアンの小屋を設置します。

それを見たAuk選手はババ小屋に釣られない逆サイドを、ランバー+バルーンで急襲!

この攻撃でバルーンがタワーに重い一撃を入れ、このダメージでほぼ試合が決着しました。

結果論で言えば、RAD選手がババ小屋をもう1マス高く設置していれば、逆サイドのバルーンも引き寄せることができました。

ただ、その場合川向こうからのマスケット銃士の射程範囲内になってしまいますので、小屋をおいしく処理されていた可能性があります。

また、RAD選手が先にババ小屋を置いたこと自体が失着で、もっと待つべきだったという見方もあるでしょう。

しかし、左下のタワーに約400のダメージを受けていたRAD選手は動かずタイブレークになっては負けてしまう立場。我慢できる限界の時間でもありました。

たしかに勝負は一瞬で決まりました。ですが、両選手の分析・読み・迷い・判断は、水面下で目まぐるしく回転していたことでしょう。

もし2人の”感想戦”を聞けるとしたら、話は長くなるのではないでしょうか。

殺陣に手数の多いチャンバラもあれば、一瞬で決まる居合があるように、これもまたクラロワなのです。

スコア:今週の全試合結果

最後に資料として、Week8 全6試合のスコアを掲載します。

Match 43

デッキPickup

Set3 Game3:Sado選手は得意の遅延スケラをGame1・2・3と3連続で投入

Match 44

デッキPickup

Set2 Game3:CRS選手とのマスケをめぐる攻防を制して、Boss選手が初3タテを達成

Match 45

デッキPickup

Set2 Game4:焼き鳥選手も初3タテを達成。得意のスケラで連続タイブレーク勝利

Match 46

デッキPickup

Set1 Game2:Novaペアは「スケラ+ロイジャイ」のツーウェポンデッキで2連勝

Match 47

デッキPickup

Set2 Game1:YUYA選手(シーズン15グローバル大会4位)対けんつめし選手(同10位)という、昇り調子の日本人選手対決

Match 48

デッキPickup

Set3 Game3:勝負のかかった最終第3ゲームに、2人はそれぞれ勝った時のデッキを持ち寄る

他の週の振り返りレポート一覧

リーグ情報

クラロワリーグ イースト(Clash Royale League East)2020

◆ ◆ ◆

Have a good game!

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