LEAGUE

【CRL East】2020-Fall | Week2 | “3タテ”連発。ルーキー達が止まらない

twitter
line
hatena

この記事を書いた人

おつかれさまです、kabutomです。

『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ『クラロワリーグ イースト』2020年フォールシーズンのWeek2(2020.8.22土~8.23日)がおこなわれました。

今回はWeek2の試合結果と、次週Week3の見どころについてレポートしていきます。

今週の試合結果

『CRL East 2020 Fall』Week2(2020.8.22土~8.23日)の試合結果はこの通りです。

日本の2チームは1試合ずつを闘い、PONOSは1勝、FAV gamingは1敗と明暗を分ける格好に。今週伸びたのは2戦2勝のTalonで、先週の7位から4位まで順位をぐっと上げました。

今週目立ったのは、”個の力”。勝ち抜き戦でおこなわれるSet2(KOH)で、”3タテ達成者”が4人も現れたのです。

  1. CRS選手(Nova):Match7で、KIX相手に3タテを達成。新人
  2. Blizzard選手(TLN):Match8で、TT相手に逆3タテを達成
  3. Mugi選手(PNS):Match9で、W.EDGM相手に3タテを達成。新人
  4. D.King選手(Nova):Match10で、TT相手に3タテを達成

Week1のMatch1で3タテを達成した新人のHajime選手(FAV)を合わせると、今季の3タテ達成選手は5人になりますが、なんとそのうち3人が新人です。

混戦が続くイーストの序盤戦を面白くしているのは、彼ら新人選手の活躍と見てまちがいないでしょう。

順位表と個人成績

ここまでのチーム順位と個人成績です。

チーム順位

Week2を終えて2勝のチームが5つと混戦状況が続いています。

混戦の中で悪い意味で目立っているのは、0勝3敗で最下位のW.EDGM(昨シーズンの準優勝チーム)。強みのはずのKOHと1v1で苦戦中です。

個人成績

個人成績のゲーム勝率ランキングはこの通りです。

ゲーム勝率1位は、100%でD.King選手(Nova)。今週はKOHで3タテを達成しただけでなく、Auk選手と組んだ2v2でも2-0勝利をあげる活躍でした。

今週の最多獲得クラウンは、D.King選手(Nova)・Nuomici選手(TTG)・Line選手(TLN)の5でした。彼ら3人を「ファンタジー・ロワイヤル」で選んでいた方は大当たり!

BANカード

『CRL East 2020 Fall』でBANカード(使用禁止カード)ルールは、Set1(2v2)でだけ採用されています。

Weel2は、トルネード以外のカードもチラホラ使われるようになりました。

次週の試合予定と見どころ

Week3(2020.8.29土~8.30日)の試合予定はこの通りです。

放送開始は日本時間の午後6時からです。2試合目は7時半、3試合目は9時が開始”目安”ですが、試合展開によって前後します。

また、公式画像や映像の中には、中国時間の開始時間(時差で午後5時開始)で表記されているものもありますので、お間違えのないように。

見どころ

  • Match14・16・17:日本チーム出場!
  • Match13:”中国ダービー”にして”因縁の対決”。
  • Match16:FAVとKIX YUYA選手の”日本対決”は実現するか?
  • Match17:下馬評No.1対No.2、PONOS対Nova!

コラム:今週のベストゲーム

Match9 Set2 Game1: Mugi選手(PNS) 1-0 Higher選手(W.EDGM)

今週のベストゲームには、注目の新人のビッグゲームをピックアップしました。

場面は、Set2(KOH)の初戦。PONOSの1番手は3試合連続でMugi選手、W.EDGMは2番手に来ることが多いHigher選手がこの日は1番手に登場しました。

Mugi選手のデッキは「ホグ・クエイク」。対するHigher選手のデッキは「親衛隊ラム」。

試合序盤、Higher選手の「親衛隊+マスケ」に対してMugi選手がマスケ側やや右寄りに「ボムタワー」を設置します。

そこへすかさずHigher選手はボムタワーから遠いサイドへ「ラムライダー」を追加。

普通なら大ダメージが入りそうなこのピンチをMugi選手は「ナイト+雪玉」にボムタワーも活かして最小限のダメージに抑えてしまいます。

もうこの攻防だけで観戦テンションはMAXです。

Mugi選手はこの橋前の攻防でも、体力がわずかに残ったマスケット銃士を「スケルトン+ナイト」で延命し、「ホグライダー」のカウンターにつなげます。

防衛しながらの攻撃、攻撃しながらの防衛、といった試合運びがとにかくキレイで華麗!

親衛隊にアーチャーにと複数体ユニットの多いHigher選手のデッキが左右同時に大軍勢で圧をかけてきても、Mugi選手は慌てません。

貴重な範囲攻撃手段であるボムタワーを中心に、ナイト・スケ・マスケを周囲に配置してしのいでいきます。ラムの突進は雪玉でスローダウンさせながら。

勝負を決めたのは試合終盤のこの攻撃。

ナイト・スケルトン・マスケ・ホグという理想的な攻撃の形を組めたところへ、3呪文(クエイク・ウッド・雪玉)を加えてホグをタワーへ通しきったのです。

この時の雪玉の位置がポイントで、すでに見えている相手のアーチャーに打つのではなく、投げ縄効果でホグを止めに来るであろうラムを読んだ位置へズドン。

勝負ありです。

このあと、つづくGame2は「WBディガー」デッキで、Game3は「バレバレ枯渇」で勝利し、自身初のKOH 3タテを成し遂げたMugi選手。

彼が敬意をこめて”AI”(人工知能)と呼ばれるゆえんを、この日大勢のクラロワファンがライブで目撃したのです。

スコア:今週の全試合結果

最後に資料として、Week2 全6試合のスコアを掲載します。

Week1に目立った「高回転ロイジャイ」デッキですが、Week2では登場回数が減りました。

Match 7

デッキPickup

Set2 Game1:CRS選手(Nova)デビュー戦は、「ホグ・クエイク」デッキ。クエイクと雪玉を交えてホグを通していくプレイングは、とても新人のデビュー戦とは思えない落ち着き。

Match 8

デッキPickup

Set2 Game5:試合終盤、「バレバレ枯渇」を操るBlizzard選手(TLN)の怒涛の攻めに、相手はスケラを出す間もなく防戦一方に。

Match 9

デッキPickup

Set1 Game2:クローンはTimingペアの専売特許じゃないよと”RR”ペア(RAD選手 & RAIKIJONES選手)が繰り出した2v2のオリジナルデッキとは。

Match 10

デッキPickup

Set1 Game1:Sado選手 & Greed選手ペアと言えばこのデッキ、「W・巨スケ・クローン・ミラー」ふたたび

Match 11

デッキPickup

Set2 Game2:YUYA選手(KIX)が選んだのは、シーズン14に親衛隊が上方修正されてから増えつつある「親衛隊バルーン」デッキだったが、相手のデッキは。

Match 12

デッキPickup

Set2 Game2:FamousKid選手(TTG)のうれしいプロ入り初勝利は、今季のCRLではレアな「ジャイダクネ」デッキで。

他の週の振り返りレポート一覧

リーグ情報

クラロワリーグ イースト(Clash Royale League East)2020

◆ ◆ ◆

Have a good game!

この記事をシェアする
twitter
line
hatena

この記事を書いた人