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【CRL East】2020-Fall | Week5 | 下位チームによる『逆襲』の兆し

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おつかれさまです、kabutomです。

『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ『クラロワリーグ イースト』2020年フォールシーズンのWeek5(2020.9.12土~9.13日)がおこなわれました。

今回はWeek5の試合結果とベストゲーム、そして次週の見どころをレポートしていきます。

今週の試合結果

『CRL East 2020 Fall』Week5(2020.9.12土~9.13日)の試合結果はこの通りです。

レギュラーシーズンの折り返しでもあるWeek5は、下位チームが逆襲を開始。

先週7位のW.EDGMは今週2戦2勝で順位を5位まで浮上させましたし、先週8位の日本チームFAV gamingもようやく連敗を6で止めることができました。

後半戦、両チームの巻き返しに期待しましょう。

もう1つの日本チームPONOSは、Match28に登場。絶好調Mugi選手はSet2でLight選手に敗れ、Game連勝記録は9で止まってしまいました。

それでもすぐに立て直し、Set3で2-0勝利をあげてしまうあたり、やはりただものではありません。

バランス調整後初のプロリーグ

Week5は、9月のバランス調整が行われて最初のプロリーグということでも注目されていました。

上方修正されたカード(ザッピーやファイスピ)が数回使われましたが、いまのところそこまで環境は変わっていないようです。

順位表と個人成績

ここまでのチーム順位と個人成績です。

チーム順位

2v2で好調な3チーム、PONOSTalonW.EDGMの共通点はペアをほぼ固定できていることです。

(固定だから強いのか、好結果だから固定できているのかは”鶏が先か卵が先か”問題ではあります)。

しかしここから先、前半戦に色々なペアを試したチームも後半戦はペアを絞り込んでくるでしょうし、好成績な固定ペアほど徹底的に研究されるのは世の常です。

このままスイスイといくことはないのではないでしょうか。

個人成績

個人成績のゲーム勝率ランキングはこの通りです。

ゲーム勝率1位は、Mugi選手(PNS)の81.3%。2v2中心に出場する選手が上位に来る中、数字上でも異色な存在となっています。

今週の最多獲得クラウンはSoloman選手(W.EDGM)とHigher選手(W.EDGM)の8。中国最強デュオにエンジンがかかってきました。

BANカード

『CRL East 2020 Fall』でBANカード(使用禁止カード)ルールは、Set1(2v2)でだけ採用されています。

Weel5には、「ラヴァハウンド」と「インフェルノドラゴン」が新たにBAN選択されました。

BAN選択から仕掛けるチームも増えてきて、ますますイーストの2v2は勝つのが容易ではない魔境化が進行しています。

次週の試合予定と見どころ

Week6(2020.9.19土~9.20日)の試合予定はこの通りです。

放送開始は日本時間の午後6時からです。2試合目は7時半、3試合目は9時が開始”目安”ですが、その日の進行状況によって前後します。

また、公式画像や映像の中には、中国時間の開始時間(時差で午後5時開始)で表記されているものもありますので、お間違えのないように。

見どころ

Week6の見どころについて、まとめておきましょう。

  • Match31:”韓国ダービー”
  • Match33:日本チームPONOS登場
  • Match34:日本チームFAV登場

もう1つのクラロワリーグ、CRL Westも9月19日に開幕

今週末(2020.9.19土~9.20日)には、もう1つのクラロワリーグ、CRL Westの新シーズンも開幕します(ここSmashlogでも、新シーズンの概要紹介記事を鋭意準備中であります)。

イーストともどもウェストも、一緒に楽しんでいきましょう!

コラム:今週のベストゲーム

Match30 Set2 Game5: X-Bow Master選手(FAV) 1-0 Auk選手(Nova)

今週のベストゲームには、韓国と中国を代表する名プレイヤーが大将同志として激突したKOHの最終戦を選びました。

X-Bow Master選手は「バレバレ枯渇」(ゴブリンバレルとスケルトンバレル)デッキ。Auk選手は「ロイジャイ」デッキ。

序盤戦で互いが互いのデッキを把握したのち、Auk選手はおもむろにロイジャイをキングタワー後ろから展開します。

1周目のロイジャイで相手の防衛施設を突破し、2周目のロイジャイの攻撃を通す狙いです。

しかし、X-Bow Master選手は1周目のロイジャイを施設なしで防衛しきり、残ったマスケット銃士を活かそうとAuk選手が出した2周目のロイジャイも施設(ボムタワー)で防衛しきってしまいます。

このやりとりでAuk選手は即座に方針を変更。

同じレーンで2周目を通そうとするのではなく、相手の左右攻めに合わせて自分も左右にカウンターして揺さぶる戦術に出ます。

しかしあくまでもAuk選手の本命は右のレーン。ロイジャイにヒールスピリットの回復を届けて、猛烈に追い上げていきます。

一方のX-Bow Master選手は試合開始から2つのバレルをどんどん投げていきますが、ゴブリンバレルはローリングウッドで、スケルトンバレルはゴブリンの檻で、と徐々に対策が確立されていく嫌な流れ。

ですが、ここで慌てないのが彼の真骨頂。バレルを処理されてしまうならば、代わりに吹き矢ゴブリンを活かし延命して、盤面を有利にしてチャンスを待ちます。

試合時間3分+延長時間2分が終わってタイブレーク判定の時。タワーダメージで優ったのはX-Bow Master選手でした。

トップ選手のデッキへの理解度の高さと引き出しの多さ、そして勝負がかかった大事な試合で冷静にプランを切り替えていけるたくましさと柔軟性。お二方とも、グッドゲームでした。

スコア:今週の全試合結果

最後に資料として、Week5 全6試合のスコアを掲載します。

Match 25

デッキPickup

Set2 Game3:伝家の宝刀「遅延クロス」でLine選手が3タテを達成

Match 26

デッキPickup

Set3 Game2:加入して最初の試合で1v1を任された新人Paradox選手が2ゲーム続けて使ったのは「遅延スケラ」デッキ

Match 27

デッキPickup

Set2 Game2:Game1で「親衛隊ロイホグ」を使ったAuk選手が、Game2では「親衛隊バルーン」デッキを使う

Match 28

デッキPickup

Set2 Game4:日本人選手対決に際してKK選手が選んだのは「エリゴレダクネ」デッキ。しかし、その猛攻をYUYA選手が受けきってカウンターを放つ

Match 29

デッキPickup

Set2 Game3:Higher選手は、9月のバランス調整で強化されたばかりのザッピーをスケラデッキへ組み込む

Match 30

デッキPickup

Set2 Game3:JACK選手がこの日KOHで使った3つのデッキには必ずナイトとマスケが入っていた。JACK選手はナイトマスケが上手い

他の週の振り返りレポート一覧

リーグ情報

クラロワリーグ イースト(Clash Royale League East)2020

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Have a good game!

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