TOPICS

【クラロワ】初心者のための「べからず集」| 勝てない人がやりがちな5つの誤解

twitter
line
hatena

この記事を書いた人

おつかれさまです、kabutomです。

「クラッシュ・ロワイヤル」を始めたばかりの初心者(トロフィー0~600、アリーナ1~2)のための攻略記事シリーズ。

今回は、クラロワをはじめたばかりの方がバトルでやってしまいがちな“5つの誤解”について解説していきます。

いわゆる「べからず集」というジャンルの記事です。

クラロワの進め方がわからない、どうして勝てないんだろう…とお悩みの方は”やってはいけないこと”をしてしまっているのかもしれません。

やってはいけないことがわかれば、あとはやるべきことを知るのみです。この記事を参考にクラロワのコツを掴んでいただければと思います。

「攻撃は最大の防御っていうじゃん? 攻撃あるのみよ!」

×「攻撃は最大の防御っていうじゃん? 攻撃あるのみよ!」

クラロワというPVP(対人戦)ゲームをダウンロードするくらいですから、血気にはやっている気持ちはよく分かります。

ただクラロワは”攻撃”と同等かそれ以上に、“防衛”が重要なゲームです。

上級者同士の対戦やプロの試合でも、”攻撃”が決まって盛り上がるのと同じくらい、華麗な”防衛”は盛り上がるシーンになっています。

つまり、クラロワでは”防衛”が重要な上に、”防衛”が上手いのはカッコいいことなのです。

そして、クラロワの”攻撃”は”防衛”と表裏一体です。

プロ選手や上級者のプレイを見る際、”攻撃”のうまさに目がいってしまいがちだと思いますが、”攻撃”が上手く見える選手ほど実は”防衛”が無茶苦茶抜きんでていることが多いです。

○クラロワのバトルの基本は、「上手に守ってカウンター」

「防衛が大事なのはわかったけど、守ってばっかじゃ勝てないよ?どうバトルすればいいの?」という疑問がわいてきたかもしれません。とてもいい疑問です。

初心者が目指すバトルの基本は「上手に守ってカウンター」です。カウンターっていうのはサッカーなどのリアルスポーツでもよく聞くあの言葉です。

クラロワにおける「上手に守ってカウンター」とは、もう少し詳しく言えばこういうことです。

  1. 相手の攻撃によるタワーダメージを最小限にするように守る
  2. 相手が攻撃に使ったエリクサーコストより、少ないエリクサーコストで効率よく守る
  3. 守りに出したユニットの体力が残っていて、そこへユニットをつけ足してカウンター攻撃

対戦相手も人間なのでなかなかこちらの思い通りにはさせてもらえませんが、”防衛”で目指すべき方向性はこれです。

勿論カードもデッキも種類が豊富なので、これと違った思想の戦い方もありますが、これがもっとも基本的なバトルの考え方になります。

①②③の具体的な中身については奥が深いので今回は触れませんが、少しづつ覚えていきましょう。

「やっぱド派手に毎回3クラウン勝利を狙うしかないっしょ!」

×「やっぱド派手に毎回3クラウン勝利を狙うしかないっしょ!」

クラロワはプロの世界であっても、1つのミスやちょっとした油断から大逆転がおこるスリリングなゲームです。

序盤で「1-0」とリードして調子に乗って、雑な攻撃をした挙句大カウンターを受けて「1-3」の逆転負け…というのはクラロワプレイヤーの誰もが通る道。あなただけではありません。

確かに相手のキングタワーを落とせばその時点で3クラウン勝利となりますが、実力の拮抗したプレイヤー同士のバトルではなかなかそこまでの差はつきません。

たいていの試合は「1-0」で決まるものです。

“お互いが「1-0」勝利を目指して駆け引きしていく”(1本も落とされないように守り、先に1本落とすように攻める)、これがクラロワのバトルなのです。

○クラロワのバトルは、たいてい「1-0」で決着する

クラロワの1試合の時間は3分で延長戦が2分あります。

そして段階的にエリクサーの貯まる量が2倍3倍とスピードアップしていきます。

「1-0」と優勢に試合が進んでいる時こそ、バトル画面右上の残り時間を見ながら、「2本目を狙うべきか」それとも「きっちり守って逃げ切るのか」を判断していく必要があります。

3クラウン勝利はたしかに爽快ですが、「1-0」勝利も「3-0」勝利も同じ1勝です。欲をかいて大逆転負けする回数は、少ないに越したことはありません。

「1-0」で先行した場合は「攻めるべきか」「守るべきか」

ただ、気を付けたいのは試合早々に「1-0」とリードしたものの、守りに入るのが早すぎて防戦一方になって逆転される場合もあるということです。

スコア、残り時間、自分と相手のデッキ、試合の流れなどなど、いろいろな情報から「攻めるべきか」「守るべきか」を瞬時に判断していくこと。

これが上手くハマった時の達成感がクラロワの醍醐味の1つと言えます。

「いや話は分かったけど、それでもどうしても3クラウン勝利にこだわりたいんだ」という方には、重量級のデッキが向いていると思います。おいおい覚えていくとよいでしょう。

「先にタワーを落とした方が勝ちなら、先手必勝! どんどんカード出していくぜ!」

×「先にタワーを落とした方が勝ちなら、先手必勝! どんどんカード出していくぜ!」

“エリクサーが5たまったらコスト5のカードを橋前の最前線に出し、つぎにエリクサーが4たまったらコスト4のカードを橋前の最前線に出し…”とプレイしていませんか?

これぞまさにクラロワへの誤解を凝縮したようなプレイングと言えます。誰もが通る道の1つです。

〇エリクサーの基本:貯めて使う・あふれさせない・空っぽにしない

エリクサーというのはクラロワでカードを使うときに消費するポイントで、時間経過で貯まっていきます。

ベテランプレイヤーにアドバイスを求めた時に「エリクサーを大事に使おう」と言われることは多いと思います。

しかし初心者の方は、その”大事に”がどういうことを指すのかピンと来ていないことが多いです。

エリクサーを大事に使う、細かく言えばこういうことです。

  • エリクサーをあふれさせない
  • エリクサーは貯めて使う
  • エリクサーはできるだけ空っぽにしない

エリクサーは最大10までしか貯められないため、あふれてしまった分無駄になります。

かと言って、カード1枚分貯まり次第使っていては効果的な攻撃には繋がりません。10に近く貯めて一気に使いたいものです。

一方で、エリクサーを使い切って空っぽになった状態というのは危険な状況でもあります。相手の攻撃に対して、なにも手が打てない訳ですから。

「ここはエリクサーを全部攻撃に使っても大丈夫そう」とか「攻撃はジャブ程度にして、防衛用にエリクサーを残しておこう」などの判断を繰り返して、精度を高めていくことが大事です。

〇ユニットの出し方の基本:後方から・相性よいカードを

エリクサーがたまった時に、ユニットをどう出していくべきかについては、こちらの記事がおすすめです。

PONOSで活躍した元プロ選手kotaさんが、ていねいに解説してくれています。

  1. 攻めの形を作る
  2. 自陣で戦う
  3. 後ろからユニットを出す
  4. 射程のあるユニットを活用
  5. 単体攻撃と範囲攻撃を区別しよう

「キングタワーを落とせば勝ちなんでしょ?じゃあ呪文をぶつければいいよね!」

×「キングタワーを落とせば勝ちなんでしょ?じゃあ呪文をぶつければいいよね!」

あるあるです、でもダメ絶対。

なぜかと言うと、キングタワーに攻撃を入れると、「キング起動」させてしまうからです。

試合開始時点では、どちらもプリンセスタワーしか迎撃機能は起動していません。

キングタワーは、どちらかのプリンセスタワーが落とされるか、キングタワー自身がダメージを受けるかしないと起動しないのです。

しかも、クラロワの呪文カードは、ユニットを攻撃するときとタワーを攻撃するときとではダメージ量が違います(対ユニットを100ダメとすれば、対タワーは30ダメ)。

エリクサーコストに対する効果、という視点でも無駄が大きいのですね。

つまり、キングタワーに呪文をぶつけるということは、少しの与ダメージと引き換えに敵陣に強力な敵を1つ増やすに等しいのです。対戦相手を喜ばせるだけなんて、悔しすぎませんか。

〇呪文カードの基本:キングにはぶつけない・ユニットにぶつける

では、クラロワの呪文カードはどこへ使えばよいのでしょうか?

それぞれの呪文には、“この呪文をこのユニットに撃てば効率よく処理できる”という役割が設定されています。

それを覚えて、相手のユニットを処理しつつ、エリクサーリードを取っていきましょう。

  • ローリングウッド(コスト2)→プリンセス(コスト3)
  • ファイアボール(コスト4)→バーバリアン(コスト5)
  • ライトニング(コスト6)→三銃士(コスト9)
  • など

先ほど、呪文をタワーに打つのは無駄だという話をしましたが、1つ例外があります。

“プリンセスタワーとユニットを巻き込んで呪文を打つのはアリ”ということです。狙える場面では、狙っていきましょう。

「ユニットは後ろから出すのがいいって聞いたから、建物もタワーの後ろに置けばいいんだよね」

×「ユニットは後ろから出すのがいいって聞いたから、建物もタワーの後ろに置けばいいんだよね」

クラロワのカードは大きくは3種類あります。ユニット、呪文、そして建物です。

「ユニットは後ろから出すべき」と聞いたまじめな初心者がやりがちなのが、建物を後ろに並べることです。

これは一概に間違いとは言えないのですが、建物の役割を誤解している可能性が高いです。

〇 建物カードの基本:自陣の中央へ・後出しで

クラロワの建物カードは、基本的に”防衛施設”です。

相手プレイヤーが繰り出した強力な攻撃カード(攻撃目標:建物)のターゲットをタワーから遠ざけ、設置した建物に引き付けつつやっつける、というのが基本的な使い方です。

タワーの迎撃機能を最大限に生かせるように、建物は自陣の中央付近に設置しましょう。

(細かいことを言えば、1マス単位で”この建物はこの相手キャラにはこのタイミングでここに置くのがベスト”という位置がありますが、多岐に渡るのでおいおい覚えていけばよいでしょう)

気を付けたいのは、建物カードはタワーにはない”寿命”があるという点です。各建物には稼働時間が決まっているので、攻撃を受けなくても時間経過で建物は壊れてしまいます。

防衛施設としての役割をもっとも引き出すためには、相手の攻撃カードへの後出しで建物カードを使いたいものです。

まとめ

  1. クラロワのバトルの基本は「上手に守ってカウンター」、攻めすぎないこと
  2. クラロワのバトルはたいてい「1-0」、キングタワーに欲をかかないこと
  3. エリクサーの基本は「貯めて使う・あふれさせない・空っぽにしない」
  4. ユニットの出し方の基本は「後方から・相性よいカードを出す」
  5. 呪文カードの基本は「キングにはぶつけない・ユニット(+プリンセスタワー)にぶつける」
  6. 建物カードの基本は「自陣の中央へ・後出しで出す」

アリーナごとのおすすめデッキもご紹介しています。

上達に行き詰った時に、是非参考にしてみてください。

◆ ◆ ◆

ベテランプレイヤーの皆さんにとっては当たり前の内容になりますが、「ああ最初の頃はやってたな苦笑」と少しだけ懐かしい気持ちになったのではないでしょうか?

恥ずかしながらどれもこれも筆者が通って来た道です。正直、今書いていてもムズムズします…。

Have a good game!

この記事をシェアする
twitter
line
hatena

この記事を書いた人