UPDATE
おつかれさまです、kabutomです。
「クラッシュ・ロワイヤル」でレジェンドアリーナ(トロフィー:4000)を目指している初心者・初級者の方のための攻略記事シリーズのお時間です。
今日は、”1+1が2以上になるカードの強い組合せ”(シナジー)編をお送りします。
- 定番のシナジーを覚えて使いこなせるようになるのが第1の目標で、
- 対戦相手が使ってきたシナジーに適切に対応できるようになるのが第2の目標です
シリーズ第4回では、トロフィー0~4000帯でアンロックされるカードの中で、どんな強い組合せが作れるのかについて紹介していきます。
トロフィー4000でクラロワのゲーム内の全カードはアンロックされ、入手が可能になります。
あらゆるカードを組み合わせられるようになることは戦術やデッキの幅を生みますが、同時に様々なデッキやシナジ―への対策も必要になることを意味します。
いきなり全部覚えられないのは当たり前のこと。
少しずつでもいいので、着実に知識を増やしていきましょう!
この記事の目次
”1+1が2以上になるカードの強い組合せ”(シナジー)とは
クラロワのカードはどんなにコストが高くてレアリティが高くても、どこかに弱点があって、単独では大きな仕事ができない設計になっています。
そこで攻防のカギを握ってくるのが、カードゲーム用語で言うところの”1+1が2以上になるカードの強い組合せ”(シナジー)です。
シナジーを使いこなして効果的な攻撃をしつつ、相手が使ってきたシナジーのダメージをうまく守れるようになれば、レジェンドアリーナ(トロフィー:4000)も遠くありません。
【関連記事】0~1000帯のシナジー
【関連記事】0~2000帯のシナジー
【関連記事】0~3000帯のシナジー
”ゴブジャイスパ”
- タワーダメージ(※大会レベル:Lv9)
- ゴブジャイアント単体・・・2534/2534 (& 749/4008)
- スパーキー単体・・・2534/2534 (& 0/4008)
- ゴブジャイ+スパ・・・2534/2534 (& 4008/4008)
スパーキーはクラロワ界屈指のロマン砲です。
攻撃は遅く、スキの多いカードでありながら、その一撃の破壊力が絶大と、長所も短所もとがったユニットになっています。
このスパーキーの前にゴブジャイアントをつけるのが、”ゴブジャイスパ”のシナジーです。
こちらの動画ではアムロさんが完璧な立ち回りを見せているので、是非参考に。
スパーキー単体の場合、敵陣で小物系や群れ系に囲まれるなどして効率よく処理されがちですが、ゴブジャイの背負った槍ゴブのちくちく攻撃が”露払い”役をしてくれるのがこのシナジーの強みです。
使い方
キングタワーの後ろからゴブジャイを出して、橋前でスパーキーを追随させるやり方がまず1つ。
そして防衛で使ったスパーキーへ橋前でゴブジャイを合わせるやり方があります。試合状況に応じて使い分けましょう。
合計コスト12と重いので、エリクサー2倍タイムに入るまでは形作りにこだわらない方が得策です。
勝負は後半戦に入ってから一気に決めたいです。
ゴブジャイスパーキーデッキ対策
デッキにエレクトロウィザードやライトニングドラゴン、ザッピーといった”リセット系”スキル持ちがいるなら、スパーキーが自陣に到達するまで温存しておきましょう。
スパーキーは一撃こそ強烈ですが、チャージ中に”リセット系”の攻撃を受けるとチャージをやり直さねばならず、いつまでたっても攻撃させずに壊せるのです。
また、ロケットやライトニングの大型呪文がデッキに入っているなら、スパーキーが敵陣に出されたときにプリンセスタワーにからめて打ちたいです。
そうすると相手はスパーキーを後ろから展開できなくなりますので、選択肢を一つつぶせるわけです。
相手がゴブジャイをキングタワーの後ろから出してきた場合は、大型デッキ対策の定石通り、逆サイドに速攻をかけましょう。
そちらの対応にエリクサーを消費させて、”ゴブジャイスパ”の形を作らせないように立ち回るのです。
”エリゴレヒーラー”
- タワーダメージ(※大会レベル:Lv9)
- エリクサーゴーレム単体・・・2534/2534 (& 520/4008)
- ヒーラー単体・・・1599/2534
- ダークネクロ単体・・・1458/2534
- エリゴレ+ヒーラー・・・2534/2534 (& 4008/4008)
- エリゴレ+ダクネ・・・2534/2534 (& 4008/4008)
エリクサーゴーレムは体力が高く分裂するなど、ゴーレムと共通点の多い盾ユニットです。
使用時には3エリクサーしかかからない一方で、分裂後のエリクサースライムがやられたときに相手に4エリクサーを献上するという一風変わった性質を持っています。
このエリゴレの後衛に、ヒーラーやダークネクロ、ライトニングドラゴンやベビードラゴンなどを追加するのが”エリゴレヒーラー”のシナジーです。
型にはまると一気に3クラウンまでもっていける攻撃力を誇り、その威力は「サービス終了デッキ」と一部で称されるほどです。
使い方
相手の攻撃をタワーを折られない程度にしのぎながら手札を整え、エリクサー2倍タイムに入ったら、キングタワーの後ろからエリゴレを展開して攻撃開始です。
エリゴレ、ヒーラー、ダクネ、ライドラ・・・の順で固まり過ぎない程度に後衛を足してゆきましょう。
相手の出方を見ながら呪文を交えられれば、なお効果的です。
エリゴレはユニット的にもエリクサー的にも攻撃後のカウンターがこわいユニットなのですが、このシナジーが決まった場合、相手にはカウンターユニットがろくに残っていないのも強みです。
対応の仕方
防衛は、
- 建物(タワーに貼りつかせない)
- トルネード(相手の攻撃ウェーブをひとまとめにする)
- 範囲攻撃ユニット(アイスウィズやベビドラなど)
の合わせ技で行いたいです。
デッキ的にこれは守り切れないとなったら、スリークラウン勝負に頭を切り替え、防衛よりも攻撃重視の殴り合いを制する方向で勝負しましょう。
もしエリクサー2倍タイムに入る前にエリゴレを使ってくる相手であれば、その防衛後のカウンターが大チャンスです。
出来る限りユニットを残す防衛をしながら、大カウンターを決めていきましょう。
”テスラクロス”
射程がとても長く川の近くに設置することで直接相手タワーを攻撃できる巨大クロスボウと、それを守るためのテスラという組み合わせが”テスラクロス”です。
建物と建物の組合せという珍しいシナジーです。
使い方
防衛施設(テスラなど)は通常、自陣中央に設置して相手の攻撃を受け止める使い方をしますが、このシナジーでは橋前のクロスを守る位置に設置していきます。
相手のデッキや対策カードなどを把握するまではクロスを出しません。
エリアドを取ったり、相手の手札的に行けると思ったときにクロスを設置して攻撃を通していきましょう。
ある程度のダメージリードを取ったら無理にクロスで攻撃しようとせず、防衛クロスを建ててがっちり逃げ切れるのがこのシナジーの強みであり、勝負強いところです。
対応の仕方
建物特効を持つ攻撃呪文アースクエイクがデッキに入っているなら、クロスに毎回打っていきましょう。テスラやタワーと絡められれば、なお良しです。他の呪文だと、ローリングバーバリアンが低コストながらクロスにとても有効です。
ジャイアントやゴーレムといった高HPユニットがデッキにある場合は、相手がクロスを設置するタイミングでターゲットを引き付けるようにユニットを展開するようにしたいです。
タゲを引き付けている間に後衛を追加し、クロスを破壊しつつ攻撃の形を作るのです。
クエイクもなく高HPの盾ユニットもない場合はすこし苦しくなりますが、とにかくクロスのターゲットをタワーに入れさせないことを最重視して守っていきましょう。
”スケポイ”、”スケフリ”
スケルトンラッシュは一定時間範囲内にスケルトンがわき続ける特殊な呪文です。
これにポイズンを組み合わせるのが”スケポイ”、フリーズを組み合わせるのが”スケフリ”です。
呪文と呪文を組みわせるという変わったシナジーです。
使い方
基本的には自分から動かず、カウンターを狙います。
極力防衛をユニットで行なってゆき、防衛ユニットの体力が多めに残っていて、なおかつエリクサーリードをとれているタイミングが攻撃のベストチャンスです。
相手のタワーがこちらのユニットにターゲットを取るのに合わせて、スケルトンラッシュを打ちましょう。
”スケポイ”の場合
その後相手が防衛に出してきた小物系や群れ系のユニットを巻き込んでポイズンを追加します。
スケラの攻撃を通しつつ、相手のカウンターユニットを残さない一石二鳥のシナジーです。
”スケフリ”の場合
相手の防衛ユニットを見てフリーズで固めている間にスケラを通します。
相手の油断を突くことができる1回目のスケフリで大ダメージを奪いたいので、出しどころは見極めましょう。
対応の仕方
上に書いたスケラ側がやりたいことをさせないように立ち回りましょう。
エリクサーを貯めさせないように攻撃を仕掛け続けたり、カウンターするユニットの体力が残らないようにしたりです。
ユニットで対策するなら、
- 吹き矢ゴブリン
- マジックアーチャー
- アーチャー
- バルキリー
などが有効です。相手がスケラと分かった時点で、それらのユニットをスケラを出されたときのために手札に残しておきましょう。
呪文ならば、ポイズンをスケラへの防衛に使うのも手です。
完封することはできませんが、コスト5のスケラをコスト4のポイズンでしのげるので、エリアドを取ることができます。
”ファルチェトルネ”
地上にも空中にも攻撃できる範囲攻撃ユニットのファルチェに、相手のユニットをひとまとめにできるトルネードという呪文を組み合わせることで、陸も空も小型も大型も一網打尽にできるのが”ファルチェトルネ”です。
とても強力な防衛シナジーの1つです。
”アイスウィズトルネ”と比べると、威力が高く、コストが2重く、スロー効果がないという違いがあります。
使い方
相手が攻撃の形を組んできたサイドに後ろからファルチェを出し、相手の攻撃ウェーブをひとまとめにするようにトルネを打ちましょう。
”アイスウィズトルネ”と同様に、防衛施設と組合せることで範囲攻撃の効果をより引き出すことができます。
対応の仕方
強力な範囲攻撃の防衛ですが、弱点もいくつかあるのでそこをつきたいです。
1つは、合計コスト8とそこそこ重いこと。平均コストが軽い高回転のデッキならば、1周目でファルチェトルネを使わせておいて、2周目で本攻撃を通しましょう。
もう1つは、セットだからこそ強いということ。ファルチェと逆のサイドに攻撃を仕掛けたり、別の攻撃でトルネを使わせたりと、セットで使わせない立ち回りが効果的です。
”ミラー+小屋系”
使用率は高くないけれど、万が一使われたときのためにその効果を知っておきたい特殊呪文がいくつかあります。その1つが鏡(ミラー)です。
鏡は、直前に使ったカードのコスト+1でレベル+1のカードを出せる特殊呪文です。
適当に使うとエリクサー損になるだけなので、使いどころが非常に難しいカードです。
使い方
鏡の1つの定番の使い方が、小屋系デッキに組み込むことです。
小屋から生み出されるユニットは小屋のカードレベルに依存しますので、レベル+1が効いてきます。
単に小屋を建て増すだけでなく、相手に刺さりそうな建物をミラーしていくことで(相手にとって)悪夢のような小屋だらけのアリーナを作り上げることができます。
対応の仕方
小屋を貯めさせたくないので、相手陣を攻撃できる呪文が鍵になります。
複数の建物を巻き込んで、ポイズンやクエイクなどを打っていきましょう。
エリクサー2倍タイム、3倍タイムになるほど相手が有利になるので、ダメージリードを取られないよう前半から仕掛けていきたいです。
”クローン+分裂系”、”クローン+爆弾系”
使用率は高くないけれど、万が一使われたときのためにその効果を知っておきたい特殊呪文その2がクローンです。
クローンは、範囲内のユニットを複製できる特殊呪文です。複製されたユニットはHP1ですが、スキルや効果は元ユニットと同じです。建物や呪文は複製できません。
使い方
”ゴレクローン”や”ラヴァクローン”は、分裂を活かすシナジーです。
元々分裂後のユニットはHPが低く数の多さや破裂ダメージが脅威なのですが、その脅威をクローンで2倍にすることができるのです。(エリゴレも分裂系ですが、相手に与えるエリクサーのことを考えるとデメリットが大きすぎます)
”巨スケクローン”や”バルーンクローン”は、死亡時爆弾を増やすシナジーです。
複製されたユニットも死亡時爆弾の威力は同じですので、2倍の破壊力になる訳です。
また、クローンを使うと縦に複製が作られることを活かして、巨スケやバルーンをタワーへ届ける”あと一押し”に活かせるのもメリットです。
対応の仕方
クローンの弱点はHP1という紙装甲なことです。
天敵である小型呪文(ザップや雪玉など)を適切に使えばあっけなく処理することができます。
トルネードでまとめたり、ポイズンなどの継続ダメージ呪文を防衛に使うのもよいです。
裏を返せば、これらの呪文のないタイミングでクローンを使われるのは非常に危険です。
デッキ構成的にこれはクローンデッキかもしれないぞ・・・と思ったら、対策呪文を手札に残しておくようにしましょう。
まとめ
- ”1+1が2以上になるカードの強い組合せ”(シナジー)を覚えて、使いこなそう
- 相手がシナジーを使ってきたときに、慌てずに対応できるようになろう
- トロフィー0~4000帯で強力なシナジーは、ゴブジャイスパ、エリゴレヒーラー、テスラクロス、スケポイ、スケフリ、ほか
◆ ◆ ◆
Have a good game!