UPDATE
9月9日にシーズン15最新アップデートが行われ、ヒールスピリット・ザッピー・ボンバー・ファイアスピリットの4枚のカードを対象にバランス調整が実施されました。
今回は各カードに対する修正内容のまとめや環境変化の予想、さらに新環境で流行りそうな最強デッキをご紹介していきます。
※このページはSmashlogTVに公開中の「新シーズン環境予想!シーズン15最新バランス調整で環境はどう変わる?」を参考に作成しています。是非合わせてご覧ください。
シーズン15最新バランス調整内容まとめ(2020年9月実施)
ヒールスピリット:ヒール範囲 -12.5%
ヒール効果による回復範囲が12.5%小さくなりました(4マス→3.5マス)。
ヒールスピリットは1コストながら驚異的な回復量を誇り、環境を握るロイジャイデッキをはじめ多くのデッキに採用されています。
今回のバランス調整では回復量に影響はなく、下方の対象となったのは回復範囲であることから、そこまで大幅に使用率が下がる事はなさそうです。
回復範囲の減少で影響を受けるのは遠距離ユニット
ロイヤルホグ等の近接ユニットにとっては、回復範囲縮小の影響はあまり大きくないとみられます。
対して、ベビードラゴンやスケルトンドラゴンといった遠距離ユニットにヒール効果が届きづらくなり、恩恵を受ける事が少なくなるでしょう。
クラロワリーグ進行中により慎重な弱体化?
クラロワリーグイーストが進行中であることから、環境への影響が大きいヒールスピリットの調整には慎重になっていると考えられます。
新カードの登場と同時に、ヒールスピリットが更に弱体化を受けることはあるかもしれませんね。
ザッピー:初回攻撃スピード +18%
初撃の速度が18%向上し、1.1秒から0.9秒に短縮されました。
一時的に相手ユニットを停止させ、突進を無効化するスタン効果を活かしたより素早い対応が可能になります。
火力不足で環境入りは難しい?
ザッピーは4コストにしては総合火力が低く、エレクトロウィザードやマスケット銃士といった他の優秀な4コストカードで代用される事が多いです。
スタン効果を活かしたい場合は2コスト呪文のザップを採用する選択肢もとれるため、使用率はそこまで上がらないと予想されます。
ボンバー:攻撃速度 +5%
攻撃速度が5%向上し、1.9秒-1.8秒に短縮されました。
0.1秒と聞くと大したことないように思うかもしれませんが、前回の調整でコウモリの群れが0.2秒の弱体化を受け、カード使用率の大幅な減少を招きました。
そのことを考えると、0.1秒でも相当な強化と言えるでしょう。
ファイアスピリット:エリアダメージ範囲 +13% (オーブンにも有効)
攻撃の当たる範囲が13%広くなり、1.5マスから1.7マスになりました。
相手の複数ユニットを処理する能力が高くなり、環境に多いスケルトンラッシュにも有効な対抗カードとなりそうです。
ロイジャイオーブン復活!?
ロイヤルジャイアントの処理にバーバリアンが有効でしたが、ファイアスピリットをしっかりバーバリアン5体に合わせる事ができれば、ローリングバーバリアンとの併用でバーバリアンを完封できます。
これにより、今後はロイジャイデッキにオーブンを採用した形が環境に増えそうです。
みかん坊や選手考案の新型ロイジャイオーブンデッキは後の章でご紹介します!
シーズン15最新バランス調整による環境の変化
ファイアスピリットの上方修正によってオーブンの採用が増えるでしょう。
これにより、ロイヤルホグやバーバリアンなどの複数ユニットを主体としたデッキが減っていくと予想されます。
また、ヒールスピリットの弱体化によってもしロイジャイデッキが減る事があれば、ゴーレムにボンバーを組み合わせたデッキが環境に出てきそうです。
新環境はロイジャイオーブンデッキに注目!
ロイジャイオーブンデッキの構成
- ロイヤルジャイアント
- オーブン
- バーバリアン
- スケルトンドラゴン
- マスケット銃士
- ライトニング
- ローリングバーバリアン
- ヒールスピリット
ヒールスピリットが下方されたとはいえ、オーブン(ファイアスピリット)の上方修正によってこのような構成が組めます。
動画はアップデート前のバージョンですが、実際の立ち回りを披露していますので是非ご覧ください!