UPDATE
このページでは、2022年4月に実装された最新バランス調整の内容を、みかん坊や選手&ライキジョーンズ選手の解説をもとにまとめています。
アップデートの対象となったカードは13枚。それぞれリワーク、上方修正、下方修正の内容をまとめつつ、環境の変化について解説していきます。
シーズン34:マイティアドベンチャー
まずは最新アップデートの内容を見ていきましょう。
以下、クラロワ公式HPより正規情報を引用させて頂いております。
クラロワパス
マイティディガーの限定タワースキンとサヨナラ爆弾のスタンプが登場。
- 強化の秘伝書(アップグレードに必要な枚数のカードを瞬時に追加):1冊
- 魔法のコイン(カードのアップグレードコストを無料化):1枚
- 宝箱のカギ(宝箱スロットにあるいずれかの宝箱を瞬時にアンロック):2本
- ウルトラレアワイルドカード:1枚
- スーパーレアワイルドカード
- レアワイルドカード
- ノーマルワイルドカード
- 40,000ゴールド
- トレードチケット:4枚
- ボーナスバンクのゴールド(最大25,000ゴールド)
無料の報酬
クラロワパスを入手せずにプレイしても、以下の報酬を無料で獲得できます(アリーナ7以上のプレイヤーが対象)。
- スーパーレア強化の指南書:1冊
- ロイヤルワイルド宝箱:1個
- スーパーレアワイルドカード:10枚
- レアワイルドカード:20枚
- ノーマルワイルドカード:50枚
- 宝箱のカギ:2本
- クラウン宝箱:33個(エメラルドや様々なレア度のカードを含む)
- ウルトラレアワイルドカード:1枚
最新バランス調整:リワーク
エレクトロジャイアント
- コスト:8 → 7
- 体力:-15%
- ダメージ:-15%
- 反射ダメージ:変更なし
カードのコストが軽くなった代償に、体力とダメージが大幅に減少するリワークを受けました。
7コストになったことで、回転率を重視する呪文削り型のエレジャイデッキは使いやすくなった印象です。
逆に形を組んでエレジャイを通すデッキに関しては、もろくなったエレジャイでは勝ちきれない場面が増えると予想されます。
エリクサーポンプ
- 稼働時間:70秒 → 65秒
- エリクサー生成速度:8.5秒 → 9秒
- 破壊時に+1エリクサー生成
施設の使用率最下位であったエリポンが大幅強化を受けて生まれ変わりました。
破壊時に+1エリクサーを生成することで、エリポンに呪文を撃たれてもアドバンデージを取れるようになっています。
呪文に強くなったことでデッキに組み込みやすく、今後エリポン入りの新しいデッキがどんどん増えていくでしょう。
ただしクエイク入りの相手には1アドバンデージを取られてしまう点に注意が必要です。
最新バランス調整:上方修正
ゴールドナイト
- ダッシュ距離:5 → 6
- タワー到着でダッシュ連鎖が止まるように
ダッシュ連鎖がタワーで止まるようになり、キング起動のリスクを無視してスキルを発動できるようになりました。
さらにダッシュ距離が1マス分伸びたことで、小物ユニットに対する処理能力も上昇しています。
ゴルナイのスキルは一度使ったらチャージに長い時間を要しますが、使いどころを理解すれば万能に活躍させることができるでしょう。
巨大スケルトン
- 攻撃速度:1.5 → 1.4秒(7%)
- 体力:+7%
元から体力の高い巨スケが体力と攻撃速度の強化を受け、一気に環境上位のカードに変貌しました。
強化を受けた巨スケは敵陣地に入っても倒されづらくなり、死亡時爆破がタワーに届く機会が激増しています。
死亡時爆破を防ぐには多くの防衛コストを必要とする為、対戦時に対策が必須のカードになったと言えるでしょう。
鏡
- カードレベル:+1 → +2
常に使用率最下位を争っていた鏡(ミラー)に、環境を大きく変えるほどの大幅強化が入りました。
レベルが2上がるとステータスに約1.2倍の強化が入る為、プリンセス、ゴブリンバレル、アウトローガールは通常のローリングウッドを耐えて場に残ります。
このように枯渇デッキのメインウェポンが強化されることはもちろん、エリポンやスパーキー、各種呪文もミラーデッキと相性抜群です。
↓の動画ではミラーと相性の良いカードをランキング形式でご紹介していますのでぜひご覧ください。
アーチャー
- 攻撃速度:1.2秒 → 1.1秒(9%)
ロケット砲士と役割が被っていたアーチャーに強化が入りました。
今まで以上にスケラなどの小物処理に強くなったものの、範囲の広いロケット砲士の枠を奪う程の強化とは言えません。
アイススピリット
- フリーズ効果:1.0秒→1.3秒(30%)
アイスピが攻撃をした際、敵ユニットがフリーズする時間が若干伸びました。
他の1コストユニットと変わる程ではありませんが、『クロスデッキ』や『2.6ホグ』といったアイスピを必要とするデッキには嬉しい強化です。
最新バランス調整:下方修正
アーチャークイーン
- スキル使用時の攻撃速度:+200%→+180%
リリースから幾度となくナーフを受けてきたアチャクイに、更なる弱体化が入りました。
今回の調整でスキル発生時の攻撃が1回分減少しましたが、1コストで透明化して攻撃する能力は唯一無二です。
スキルが2コストになる程の弱体化を受けない限り、アチャクイ中心の環境は続くでしょう。
スケルトンラッシュ
- 召喚されるスケルトン:14体→13体
スケルトンの総出現数が1体減りました。
僅差のダメージ差で勝敗が決する試合では影響がありそうですが、カウンターでタワーを一瞬にして折る爆発力に変わりはありません。
天敵であるマザネクが環境に少ないことからもスケラはまだまだ強力なカードの1枚です。
メガナイト
- 登場時ダメージ:-20%(通常のジャンプダメージは変更なし)
相手ユニットを大きくノックバックさせるメガナイトの登場時ダメージが大幅に弱体化されました。
今までは登場時ダメージ₊1回の通常攻撃で処理できたマスケット銃士を、さらにもう1回攻撃を与えないと倒せなくなっています。
小物相手には相変わらず強力なカードですが、中型・大型ユニットに対して橋前で登場時ダメージを与える使い方は難しくなるでしょう。
ラムライダー
- 遅延効果:-85% → -70%
『メガナイトラムデッキ』の主軸として活躍していたラムに、遅延効果が少なくなる弱体化が入りました。
今まで完封できていたバルーン、ホグライダーを止められなくなりラムデッキの防衛力がかなり落ちている印象です。
相性の良いメガナイトも弱体化を受けたこともあり、ラムライダーが環境から少なくなると予想されます。
バルキリー
- 体力:-4%
タンクユニットの中で圧倒的な使用率を誇るバルキリーの体力が少し減少しました。
ただし4コストで360度の範囲攻撃を持っていることから、他のタンクユニットと対応力の面で一線を画しています。
ロイホグや枯渇が多い現環境では、今後もバルキリーの人気は変わらないでしょう。
墓石
- 召喚間隔:3.8秒→4.0秒(5%)
墓石から召喚されるスケルトンの時間間隔が0.2秒伸びる弱体化です。
カードの使用感にあまり変化は無く、今まで通り大型デッキや遅延デッキの施設枠として重宝されると考えられます。
まとめ
シーズン34最新アップデートの目玉は、
- ほとんど使われなかった鏡が大幅強化
- エリポンはクエイク以外の呪文に対してアドが取れるように
- 元の体力が高い巨スケに+7%もの体力&攻撃速度の強化
- エレジャイが8コストから7コストにリワーク
が主たる変化と言えるでしょう。
特に注目すべきは使用率最下位を争っていた鏡とエリポンの強化。この2枚を入れた新しいテンプレデッキが続々と開発されると予想されます。
さらに新チャンピオン「マイティディガー」も加わったことで、どのチャンピオンが環境を支配するのかも気になるポイントです。
Smashlogでも引き続き記事・動画で新しいデッキや環境デッキをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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