UPDATE
どうも皆さんこんにちは、アムロです。
今月もバランス調整が行われました。今回の調整では多くのカードが対象になっていたため、かなり環境が変わると考えています。
具体的に今後どのような環境になっていくのか、どのカードが強くて、どのカードが使えないレベルになってしまったのか…調整にも少し触れつつ考えていきましょう!
この記事の目次
シーズン14バランス調整の内容
まずはバランス調整後の内容について見ていきましょう。詳細については上記の画像をご覧下さい。
次項から調整の入った各カードの強化、弱体化について解説していきます。
スペルダメージの減少
まず、1番大きな調整なのはスペルのクラウンタワーへのダメージです。
アースクエイク、トルネードを除いた攻撃スペルのダメージが減少しました。それぞれのスペルのタワーへのダメージは上記画像でご確認ください。
スペルのタワーダメージを把握しておかないと勝敗が分かれる判断になりかねないので、是非とも覚えておきたいところです。
大会シーンでもスペルカードの使用率は低下
「No Tilt」という先日行われた20勝チャレンジで20勝したプレイヤーを招待し、トーナメントを行っている大会があります。
その大会でもライトニングや、ロケットを使ったデッキはかなり減少しています。それだけこのダメージ減少は大きいということなんですね。
ローリングウッドの弱体化
スペルの調整に補足して、ローリングウッドの下方修正についても見てみましょう。
ローリングウッドもダメージ修正の対象になっていますが、それに加えて転がる距離が1マス分短くなってしまいました。
ローリングウッドは橋前にいるユニットとタワーににダメージを与えながら、ノックバックさせるのが強いカードだったので、使用感は良くないように感じます。
しかし、依然陸ユニットのノックバックに関しては唯一無二ですし、かなり貴重なカードであることは間違いありません。
ボウラーのリワーク
この調整は気になってる人も多いのではないでしょうか。ほとんど忘れ去られてしまっていたボウラーにも救済措置が取られましたね。(笑)
Twitter上ではかなり賛否両論分かれていますが、個人的には良い調整だったと考えています。
なぜなら、元々ボウラーは射程が関係あるようなユニットではなく、後衛ユニットまでノックバック含めて処理できることが強みなユニットだからです。
その強みを強化された訳ですし、さらに体力が上方修正されたので全体的には大きな強化と言えるのではないでしょうか。
また、トルネードを含めた遅延と呼ばれる戦術とのシナジーもかなり良くなったと思います。
ロイヤルデリバリーの弱体化、見習い親衛隊の強化
見習い親衛隊関連の調整です。ここ2シーズンはロイヤルデリバリーが猛威を奮っており、運営の方々もどう調整するか試行錯誤していたように思えました。
ですが、結局のところデリバリーの強みはノックバックと本体の落下ダメージと、見習い親衛隊がターゲットをとれることだったのでその強みの半分がなくなったとも言えます。
その代わりに、ほとんど使われていなかった見習い親衛隊が強化され、魅力的なカードになりました。
8%の攻撃力の上方修正が6体なわけですから、総合的に見るとかなりの強化なわけです。
実際使ってみたところ、かなり攻撃力が上がっているのがわかりましたし、競技シーンでも使われています。今シーズンはかなり増えることが予想できます。
ディガ―の弱体化
ディガ―もスペルと同じくタワーへのダメージを減少させられました。
ディガ―ポイズンなどのデッキは僅差の試合で、前なら勝てたのに…というシーンも見られるかと思いますし、既に出てきています。
ディガ―も性質的には唯一無二なので、この枠はディガ―じゃないとダメというデッキはあるので使用率と勝率はともに、わずかですが減少すると考えています。
コウモリの群れの弱体化
コウモリも高回転デッキを中心に活躍していたカードでしたが、今回の調整で大きく下方修正されてしまいました。
コウモリは対策カードがない限り処理に苦しみますし、高回転のデッキであれば二周目が回ってきたりなど、デッキによってはかなり難しい処理になってしまいます。
ですが、調整後の使用感はあまりよくない感じがしています。
枯渇目的でデッキに入れているのであれば代用がきかないため、採用はありだと思います。
しかし、大型、中型デッキに入っているコウモリは、ガーゴイル、スケルトンドラゴンでも代用が可能なため、使用頻度は減少すると思います。
結局どのカードが強い?
ここまでは調整について書いていきましたが、実際問題どのカードがシーズン14は強いの?と気になっている方も多いと思います。個人的に思う強いカードを4枚紹介します!
見習い親衛隊
まずは見習い親衛隊です。調整のところでもふれたように、攻撃力8%上方修正はかなり大きいです。
見習い親衛隊を両サイドに展開したときの陸に関しての安心感はピカ1ですし、後ろから組み立てて無理やりにでも自分のターンを作り出せます。
そこから自分のターンに持っていく力があります。そう考えたときに現環境で強いと言えると思います。
漁師トリトン
トリトンは前シーズンから未だに強いですね。キング起動ができる唯一無二性と、相手ユニットをこちらの陣内まで持ってくることもできます。
また、ハンターとのシナジーが最高で、ハンターが今強い要因もトリトンにあると思います。
ヒールスピリット
ヒールスピリットも今使用率が高く、アイススピリットはほとんど見ることはなくなってしまうほどに使われています。
かなり処理しづらく、しかし回復量は大きい。ウッドやロリババが入っていないとほとんど回復されてしまいます。現環境の入れ得カードの1枚だと考えています。(笑)
スケルトンドラゴン
やはり強いスケルトンドラゴン。ロイヤルデリバリーとスペルが下方修正され、具体的なメタカードがより少なくなってしまった印象です。
処理札がない時のスケルトンドラゴンの暴れ方は尋常では無いので、前シーズン下方修正されたとはいえ、強いカードであることに変わりはないと思います。
シーズン14環境考察
さて、ここまでのことを踏まえてシーズン14の環境はどうなるのか考察していきたいと思います。
基本的には先ほどの強いカードが環境の中心になってくると思うので、その前提で話を進めていきます。
ボウラーが今シーズンのカギ
これもすでに述べました通り、今グラチャレでは見習い親衛隊を使ったデッキが増えてきています。
また、それに前環境からも猛威を振るっていたカードたちが加わり、強力なデッキがいくつも作られています。
そして、そのメタカードに当たるのがボウラーではないでしょうか。
範囲攻撃とノックバックによって親衛隊を無効化できますし、ボウラーの入っているデッキは基本的にほかの範囲攻撃ユニットも入っています。
つまり、ボウラーこそが環境上位層のカードのメタになりえるわけです。ボウラー、良かったな。(泣)
中型デッキが中心となるか
総括すると、コウモリ、ディガ―とスペルの下方修正によって高回転デッキはかなり厳しくなり、親衛隊、ボウラーの入った中型デッキが多くみられることになると思います。
また、ボウラーのメタとしてメガナイト、ペッカなどビートダウン系のデッキもみられることになるでしょう。割と偏った環境になるのではないか、というのが私の意見になります。
さいごに
いかがだったでしょうか。この記事を読んで少しでも環境への理解が深まりましたら嬉しいです。
また、この記事が正解なわけではもちろんありませんし、答えがあるものでもありません。
これをきっかけに、クラロワの環境やデッキについて調べたり、自分で環境にあったデッキを模索していくことの楽しさに気づいてもらえれば嬉しいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!