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みなさんこんにちは。キャスターの中嶋です。
今回はクラロワをはじめてプレイする新規プレイヤーの方向けに、基本的なゲームシステムやプロシーンについてご紹介します!
聞いたことあるけどよく知らない!気になるけどどうやってプレイするか分からない!
という方はこの記事を見て是非プレイしてみてください!
『クラッシュ・ロワイヤル』とは
『クラッシュ・ロワイヤル』(Clash Royale)は、フィンランドのゲーム会社Supercellが開発、運営するスマホ用オンラインストラテジーゲーム。
※ストラテジーゲーム : コンピュータゲームのジャンルの一つで、勝利のために熟考して計画を練ることに焦点を置いたもの
8枚のカードでデッキを組み、相手タワーの破壊を目指してリアルタイムで3分間の対戦をするカードゲームです。
人気ゲーム『クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)』の姉妹作でもあり、『クラッシュ・オブ・クラン』でおなじみのキャラクターに加えて本作オリジナルのキャラクターも多数登場。
現在は106枚のカードが存在します。
▲実際のプレイ画面。各陣地のタワーは全部で3つあり、中央にあるのが「キングタワー」、その左右にあるのが「アリーナタワー」。
制限時間に関係なく、相手陣地のキングタワーを破壊すればその時点で勝ちとなります。
遊び方
画面の上下に分かれたプレイヤー同士が、手持ちの4枚のカードを使って相手のタワー破壊を目指してプレイ。制限時間内に相手より多くのタワーを破壊した方が勝ちとなります。
▲手持ちのカードは1度使ってもデッキが1周すればまた使えるようになります。
プレイといっても必要な操作はカードを置くだけ。
置いた後は自動で動き出します。置く方法は主に2つ。
- カードを指でスライドし、置きたい場所で離す(ドラッグ&ドロップ)
- カードをタップで選択し、置きたい場所をタップする
「エリクサー」によるコスト制限
カードにはそれぞれコストがあり、画面下に徐々に貯まっていく「エリクサー」を消費して使うことができます。
エリクサーは最大で10までしか貯まらないため、攻めにカードを使いすぎるとその後の相手の反撃に対応できないし、守りすぎてもエリクサーの無駄遣いになってしまいかねません。
攻めと守りのどちらに比重を置くかも考えながらプレイすることが重要です。
対戦の流れ
通常の対戦時間(3分間)
- 開始から2分間:通常対戦
- 残り1分:エリクサー2倍タイム
- 試合終了もしくはサドンデス
サドンデス(最大2分間)
- サドンデス開始1分:エリクサー2倍タイム
- サドンデス残り1分:エリクサー3倍タイム
- タイブレーク:互いのHPが最も低いタワーを比較しHPが多い方が勝利
試合時間は基本的に3分。時間内に決着がつかない(破壊したタワーの数が同じ)場合は2分間のサドンデスに突入します。サドンデスはタワーを1本でも破壊すれば勝利です。
基本的な試合時間の3分中、残り1分からエリクサーの貯まる速度が2倍になる「エリクサー2倍タイム」、サドンデスに突入後の残り1分は「エリクサー3倍タイム」。
そしてここでも決着がつかない場合、互いの1番HPの低いタワーを比較し、HPが多い方が勝ちとなります。
競り合いで迎えるエリクサー3倍タイムは手に汗握る戦いになること必至です。
操作は簡単ながら、お互いのカードの動きや戦況を判断し、相手の考えも読みながらプレイするのは非常にスリリング。
3分間という短い時間の中で深い戦略性が求められるのがクラロワ最大の魅力なのです。
デッキ
勝つためには使うデッキも重要。クラロワでは8枚のカードでデッキを構築します。106枚あるカードの中から自分なりの最強デッキを作りましょう。
カードは大きく分けて
- ユニット
- 呪文
- 施設
の3つの分類があります。
それぞれ攻撃力や射程、配置時間(置いてから動き出すまでの時間)など色々なステータスがあり、狙いによって使うカードも変わってきます。
細かい攻撃を続けて有利を広げていきたい人、大ダメージ一発で勝ちを持っていきたい人など、それぞれの狙いにあったカードを使うことが勝利への第一歩でしょう。
もちろん、勝ち負け抜きに見た目が好き!などの理由で使うカードを選んでもかまいません。
初心者の方にオススメなデッキや、流行しているデッキなどはSmashlogでどんどん更新していきますのでチェックしてみてください。
カードのレベルアップ
カードにはレベルが設定されており、同じカードを集めることによってカードの性能がアップしていきます。
対戦に勝利することによってもらえる「宝箱」から出るカードを集めて、自分のデッキを強化していきましょう。
「クラン」システムもあるので、仲間同士でクランを結成してカードを寄付しあうこともできます。
競技シーン
2018年から2020年までは他のゲームタイトルと同じく、クラロワにもプロリーグが存在しました。
2018年に発足した『クラロワリーグ(CRL)』は、ヨーロッパ・ラテンアメリカ・北アメリカ・中国・アジアの5つの地域で実施され、年末に各地域代表が世界大会に招待される運びでした。
2019年には、ヨーロッパ・ラテンアメリカ・北アメリカの統合地域『クラロワリーグウェスト』が誕生。
ウェスト・中国・アジアの地域代表が招待された世界大会では、統合されたウェストの実力が頭ひとつ飛び抜けており、圧倒的な強さで優勝を決めました。
2020年は、2019年に統合した『クラロワリーグウェスト』レベルアップの結果を踏まえ、中国・アジアを統合した『クラロワリーグイースト』が誕生。
『ウエスト』と『イースト』で勝ち上がった計8チームが『世界一決定戦』に出場し、Team Quesoが優勝を果たしました。
2021年のクラロワリーグは「個人戦」
2021年のCRLはオープン参加の個人戦大会へと180度生まれ変わりました。
- ロワイヤルランブル
- マンスリー予選
- マンスリー決勝戦
- ラストチャンス予選
- 世界一決定戦
『CRL 2021』は上記5つのステージで構成される1年間の個人戦。
8回のシーズンを(①②③)おこない、ポイント上位24選手が世界一決定戦(⑤)へ進出。ポイント25位~56位の選手がラストチャンス予選(④)へ進み、8選手が勝ち抜け。
こうして選び抜かれた合計32人のトップ選手たちが、年末の世界一決定戦(⑤)で激突しました。
そこで優勝したのは日本のMugi選手!CRL発足からの悲願でもあった日本人プレイヤー初の世界王者となりました。
熱狂の様子についてはkabutomさんが↓の記事でレポートしてくださっているのでぜひ読んでみてください!
まとめ
というわけで、クラロワというゲームについてご紹介してきました。
少しでも気になった方は是非ダウンロードしてプレイしてみてください。
Smashlogでは今後も、最強デッキの紹介やテクニック解説、CRLについての情報を更新していきます。
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