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『クラロワリーグ(CRL)』2021年シーズンの日程やルール・視聴方法まとめ

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おつかれさまです、kabutomです。2021年もSmashlogをよろしくお願いいたします!

2021年1月4日、『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツ『クラロワリーグ』の2021年シーズンが始まりました。そうなんです、実はもう始まっているんです。

2021年のポイントは3つ。

  1. 3年間おこなわれたチーム戦が終わり、個人戦へ
  2. クローズドなリーグから、世界規模のオープン大会へ
  3. 過去最大の賞金総額、1.6百万ドル(約1.7億円)

今回は、2021年シーズンの概要やスケジュール、見どころなどをコンパクトにまとめてお届けしていきます。

『クラロワリーグ』とは?

『クラロワリーグ』(Clash Royale League, CRL)とは、『クラロワ』の公式eスポーツのことです。

2018年に発足して今年で4年目となりますが、過去3年間がプロチーム同士のリーグ戦だったのに対し、今年2021年はオープン参加の個人戦大会へと180度生まれ変わりました。

2021年シーズンは言うなれば「2017年のクラロワ日本一決定戦を世界規模でやるような感じ」の大会になります。

【振り返り】2020年Fall Seasonのクラロワリーグ

↑2020年『CRL Fall Season、世界一決定戦』の関連記事はこちらから!

大会形式・ルール・賞金・日程・視聴方法

それでは、『CRL 2021』参加と観戦のための情報をチェックしていきましょう。

大会形式

  1. トロフィーレース(旧称ロワイヤルランブル)
  2. マンスリー予選
  3. マンスリー決勝戦
  4. ラストチャンス予選
  5. 世界一決定戦

『CRL 2021』はこの5つのステージで構成される1年間の個人戦です。

シーズン(①②③)を8回おこない、ポイント上位24選手が世界一決定戦(⑤)へ進出。ポイント25位~56位の選手がラストチャンス予選(④)へ進み、8選手が勝ち抜け。

こうして選び抜かれた合計32人のトップ選手たちが、栄誉と高額賞金をかけて今冬の世界一決定戦(⑤)で激突するのです。

シーズンのルール

  • トロフィーレース(旧称ロワイヤルランブル):ゲーム内ランキング
  • マンスリー予選Day1:スイス形式(複数のラウンドを行い、各ラウンド同じスコアを持つ選手と対戦)
  • マンスリー予選Day2:ダブルラウンドロビン形式(グループ内の2回戦総当たり)
  • マンスリー決勝戦:ダブルエリミネーション形式(敗者復活アリのトーナメント)

今年8回行われるシーズンの構成はこの通りです。

入口は毎月のゲーム内ランキングで1,000位以内に入ることです。満16歳以上ならば、世界中の誰にでも参加する権利があります。

日本でよく使われるシンプルなトーナメント(シングルエリミネーション方式)でなく、様々な対戦形式が採用されているのは、それだけ参加者の実力を結果に反映させようという意図があってのことでしょう。

ゲーム内ランキングは「1v1」で競われますが、それ以外のステージはすべて「デュエル」で競われるのも今年の大きな特徴です。

2021年1月現在、クラン対戦2内のバトルモードとしてのみ存在していますが、2021年のクラロワはこの「デュエル」を中心に回っていくことになります。

大会ランキング

シーズンでは勝敗も大事ですが、ポイント獲得という視点も重要です。

世界一決定戦への出場権が確定するランキング24位以内に入るためには、各シーズンのマンスリー予選で好結果を残していくことが必須になるでしょう。

賞金

賞金総額1,644,000ドル(約1.7億円)、世界一決定戦の優勝賞金200,000ドル(約2千万円)。いずれもクラロワのeスポーツ史上最高額です。

世界中のあまたのプレイヤーの中から夢を掴むのは、一体誰になるのでしょう?

スケジュールと放送予定

シーズン1のトロフィーレース(旧称ロワイヤルランブル。ゲーム内ランキング)はすでに始まっています。ここで1000位以内に入ったプレイヤーには、次のステージへの招待が届くことになっています。

ファンに向けた公式ライブ配信(公式YouTubeチャンネル)があるのは、マンスリー決勝戦のみです。

マンスリー予選には公式放送がありませんが、参加選手には自分の試合をストリーミングする権利があるので、ひょっとしたら配信してくれる選手も出てくるかもしれません。

『CRL 2021』シーズンのポイント

さいごに新シーズンの注目ポイントを。

3年間おこなわれたチーム戦が終わり、個人戦へ

2018年・2019年・2020年の3年間にわたって積み上げられてきたプロチーム戦の歴史が終わってしまうことは、プロ選手にとってもファンにとっても悲報と言うしかありません。

この点については個人的にも衝撃が大きくて消化しきれず、いまだ言葉にできていない状況です。気持ちを切り替えるにしても、もう少し時間が必要です。

選手とチームの関係性、セミプロチームの躍進、有名選手の配信への進出など、クラロワ競技シーンを取り巻く生態系が大きく変わる1年となりそうです。

クローズドなリーグから、世界規模のオープン大会へ

2021年シーズンの「暗」がチーム戦の終わりだとすれば、「明」はオープン参加の個人戦の導入です。

昨年2020年のCRLで活躍が目覚ましかったのは、世界中の若きスターたちでした。

日本のMugi・Hajime、韓国のJupiterKing、エジプトのLight、ロシアのParadox、アメリカのCRS、スペインのBale、ブラジルのLucas・Wallace。

彼らに続くスターの原石が世界中にはまだまだ隠されているはずです。

年齢制限(16歳以上)に届いていなかったり、国籍的に難しかったり、プロチームのスカウト網から外れていたような腕自慢のプレイヤーたちにとって2021年のフォーマットは千載一遇のチャンスなのです。

過去最大の賞金総額、1.6百万ドル(約1.7億円)

お金が全てではありませんが、お金に人間を本気にさせる力があるのは事実です。2021年もSupercellは全世界のプレイヤーが夢を見たくなるだけの金額を投資してくれました。

残念ながら今年も人類がコロナ禍に脅かされることは確かですが、そんな中でもクラロワファンは、過去最大の賞金総額をめぐって世界中の腕自慢が覇を競う戦国時代を楽しむことができるのです。

Thank you, Clash Royale!

リーグ情報

クラロワリーグ(Clash Royale League)2021

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Have a good game!

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