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【クラロワ】『クラロワリーグ イースト』2020年スペシャルシーズン Week3は「日本に試練」。Week4の見どころもくわしく

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おつかれさまです、kabutomです。

「クラッシュ・ロワイヤル」の公式eスポーツリーグ『クラロワリーグ イースト』2020年スペシャルシーズンのWeek3が終了しました。

今回はその試合結果と、レギュラーシーズン最終週である次週Week4の見どころについてレポートしていきます。

※試合中継の画像、試合日程、選手画像はクラロワリーグからご提供いただきました。

先週の試合結果:SS Week3

先週『CRL East』2020 SS Week3(2020.4.18土~4.19日)の試合結果はこの通りです。

首位W.EDGMは1戦1勝、2位TTGが2戦2勝と上位陣が勝ち星を伸ばしました。

日本勢は、PONOSが2戦2敗で最下位に転落し、FAVも1戦1敗。

チームや選手にとってはもちろんのことですが、日本のファンにとっても厳しい試練の週となりました。

先週の日本戦スコア:SS Week3

先週の試合の中から、日本チームの試合をピックアップしてスコアでふりかえっていきましょう。

Match13: PONOS vs Nova

昨夏の「WCG – CRL invitational」以来の対戦は、フルセットの末Novaが雪辱を果たしました。

Set1のKOH(勝ち抜き戦)は、天GOD選手が3タテにリーチをかけるやLittle Chen選手がそれを阻止し、Little Chen選手が逆3タテにリーチをかけた大将戦でKK選手にストップをかけられる、というハラハラの展開でありました。

PONOSは先週のMatch11に同じ流れで、FAVのX-Bow Master選手に逆3タテを喫していました。

KK選手の脳裏には嫌なイメージが走ったはずですが、さすがでした。

最終Set、「メガナイト・ウォールブレイカー」デッキでRAD選手が先制し、Little Chen選手が「ウィザード」入りの「ゴブジャイ・スパーキー」デッキで追い着いて、勝負は最終Gameに突入します。

ここで、Little Chen選手はGame1に続き「エリクサーゴーレム・ヒーラー」デッキを採用。

一般プレイヤーの間では猛威を振るいながらも、CRLの世界では結果の出ていないこのデッキですが、”2周目エリゴレ”の怖さを引き出したLittle Chen選手が勝利を手にしました。

Match16: Talon vs PONOS

”0勝3敗7位”のPONOS対”0勝4敗8位”のTalon、という最下位対決。

勝って初勝利を手にしたのはTalonでした。

取って取られてのシーソーゲームとなったSet1のKOH(勝ち抜き戦)は、「スケルトンラッシュ」デッキにも「ゴブリンの小屋」、「ラヴァハウンド」デッキにも「ロイヤルジャイアント」デッキにも「ゴブリンの小屋」が入っている、一種の”ゴブ小屋住宅展示場”状態となりました。

ゴブ小屋こそ入っていなかったものの強烈な印象を残したのは、KOH大将戦でBlizzard選手が使った「ゴブリンバレル・スケルトンバレル」のWバレルに、「プリンセス」と「吹き矢ゴブリン」まで加えた”超枯渇”デッキです。

試合開始から高回転で押しに押しまくった戦い方も、すさまじいの一言。

枯渇デッキの名手として知られるKK選手の粘り腰がなければ、早々に試合終了していたことでしょう。

Match18: FAV vs KIX

同じ2勝1敗同士の対決となった旧CRL Asia対決は、KIXのストレート勝利という結果に。

ただし、中身はフルゲームの接戦でありました。

特に見ごたえがあったのは、Set1の大将戦X-Bow Master選手対iSlaw選手の試合。

X-Bow Master選手は「ゴブジャイ・スパーキー」デッキを採用しながらも、攻撃の形にこだわらず左右にプレッシャーをかけ続ける油断ならない攻めを見せます。

一方のiSlaw選手も、ザップやエレキウィザードといった”リセット系”カードがない中で怖い怖いスパーキーを丁寧に処理し続け、隙を見ては「ディガー+ガーゴイル」でちくちくタワーを削り返します。

最終的には0-0の末、タイブレークで勝負を決した訳ですが、心情的には甲乙のつけがたい良ゲームでした。

順位表:SS Week3

これまでのチーム順位と個人成績を見ていきましょう。

チーム順位

Week3は順位変動が少なく、最下位が入れ替わったのみでした。

セット別勝率ではっきりしてきたのはTPD(トリプルドラフト)の重要性。

FAVは例外として、上位チームはTPDが高いレベルで安定しています。日本チームが苦しんでいるのは、まさにこのセットです。

また、Set3までもつれた時に、上位3チームは100%勝っているというのもすごい数字です。各チームのエースたちのメンタルが計り知れません。

個人成績

個人成績のゲーム勝率トップテンはこの通りです。

ゲーム勝率1位は、今週もW.EDGMのSoloman選手。

そして、先週3位のiSlaw選手が同率1位に追いつきました。

今週活躍が目立ったのはWeek1に続き、旧CRL Chinaの選手たちでした。

  • D.King(TTG)今週6W2L、9クラウン
  • AUK(TTG)今週5W3L、8クラウン
  • Little Chen(Nova)今週6W4L、7クラウン

今週の試合スケジュールと見どころ:SS Week4

今週の試合予定で注意すべきは、今週だけは金曜日にも試合がある点です。

金・土・日とも試合開始はいつも通り18時からですが、最終日は1試合多い4試合が予定されているので、終了時間も遅くなりそうです。

レギュラーシーズン最終週Week4の見どころは、”どのチームが上位4チームに入るか”です。

特に、当落線上にいる4チーム(KIX・FAV・Timing・Nova)の試合はどれも目が離せません。ここについては、次節のコラムで徹底解説していきます。

その他Week4で注目すべきマッチアップを挙げていくと、この通りです。

Match21: W.EDGM vs PONOS

PONOSのKK選手、焼き鳥選手はGameWith在籍時の2019年に「WCG – CRL invitational」でW.EDGMと対戦しています。

1v1でKK選手とHiger選手が対戦し、2-1(BO3)という結果でした。

Match22: Nova vs FAV

昨冬の「CRL世界一決定戦」本戦での両チームの対戦はありませんでしたが、代表者によるシード決定戦ではぶつかっています。

その際はFAV代表のJACK選手がNova代表のLittle Chen選手に2-1(BO3)で勝ちました。

Match25: W.EDGM vs Nova

今季3度目の”中国ダービー”であり、CRL China名物でもあったライバル同士の好カードです。

Match28: TTG vs KIX

AUK選手(現TTG・前LGD)と、BenZer選手(現KIX・前CT)は、2019年に前所属チームで「WCG – CRL invitational」に出場し直接対戦しています。

そのときは、2-1(BO3)でBenZer選手の勝利でした。

kabutomコラム(レギュラーシーズン最終週の展望/今週のベストマッチ)

今週のコラムでは、レギュラーシーズン最終週(Week4)の展望を徹底解説します。

レギュラーシーズン最終週(Week4)の展望

さきほど「レギュラーシーズン最終週Week4の見どころは、”どのチームが上位4チームに入るか”です」と書きましたが、それは今季のプレイオフのFormatに起因します。

CRL East 2020 SSのプレイオフは変則的なダブルエリミネーション式トーナメントで争われます。

どこが変則的かと言うと、レギュラーシーズンの上位4チームには敗者復活権が与えられる一方、下位4チームには与えられないからです。

1~4位の間、5~8位の間はそれぞれ横一線ですが、4位と5位の差は非常に大きいのです。

  • 上位4チーム 敗者復活権アリ。2連勝でファイナル進出
  • 下位4チーム 敗者復活権ナシ。4連勝でファイナル進出

それでは、順位表と残り試合数からWeek4を展望してみましょう。

上図の横軸は勝利数です。Week4に何勝何敗すると、勝利数がいくつになるかを示しています。

上位4チーム入りという目標に対して、”5勝で当確、4勝でほぼ確定”ということが分かります。(1位W.EDGMと2位TTGは現時点でほぼ確定で、Week4に1つ勝てば5勝に届いて確定になります)

Week4は事実上、”3位から6位の4チームが、残り2枠を争うレース”と言えます。

  1. W.EDGM 上位4チーム入り:ほぼ確定
  2. TTG 上位4チーム入り:ほぼ確定
  3. KIX Team ※当落線上
  4. FAV gaming ※当落線上
  5. Team Timing ※当落線上
  6. Nova Esports ※当落線上
  7. Talon 下位4チーム入り:ほぼ確定
  8. PONOS 下位4チーム入り:ほぼ確定

7位Talonと8位PONOSはノーチャンスなのかと言うと、理論上はゼロではありません。

上図のような状況で3位以下が3勝4敗で並ぶことになれば、直接対決やセット得失、ゲーム得失の判定に持ち込むことが出来ます。

ただ、あまり現実的とは言えません。下位4チームスタートのプレイオフへ気持ちを切り替えて、準備をしていくべきでしょう。

今週のベストマッチ

Match14 Set3 Game2: Greed選手(TT) 1-3 Higher選手(W.EDGM)

今週のベストマッチには、Week3イチの決定的瞬間をピックアップしました。

Greed選手が3クラウン勝ち目前の圧倒的優勢な状況から、

Higher選手が3クラウン勝ちします。
「!?!?」「ちょっ待てよ!」って感じですよね。

ポイントは、この場面でのGreed選手の「トルネード」とHigher選手の「ヒールスピリット」です。

万が一”1-2”にされることを嫌ってトルネでキングタワーへ吸ったGreed選手の判断は理解できますし、Higher選手のヒルスピもここまでの効果を読んではいなかったはずですが、相乗効果でキングタワーへとんでもないダメージを与える結果になりました。

素人同士の泥仕合ならままある光景ですが、プロ同士のハイレベルなバトルでもこういうことが起こりえてしまう・・・。それがクラロワの怖いところであり面白いところなのです。

リーグ情報

クラロワリーグ イースト(Clash Royale League East)2020

◆ ◆ ◆

苦しい場面ほど真価が問われますよね。リーグも選手も、そしてファンも。

Have a good game!

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