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このページでは『アウトロープリンス枯渇(アウプリ枯渇)』の使い方を解説をしています。
アウプリ枯渇はテンプレートとして根強い人気があり、環境によって呪文の組み合わせを変えられる柔軟性のあるデッキです。
今回はプロリーグでもアウプリ枯渇を使用したKK選手による解説を元に、立ち回りのポイントをご紹介していきます!
アウプリ枯渇のデッキ構成
このデッキは枯渇要素(吹き矢・ギャング・バレル・プリンセス・アウトロー)が多く、防衛施設を採用していません。
ダメージソースはゴブリンバレルのみならず、プリンスやアウトロー、またプリンセスや呪文での削りも有効であり、サブウェポンの豊富さが特徴です。
代用できるカード
ウルトラレアのカードを持っていなかったり、カードレベルを上げていない場合は下記を参考に代用が可能です。
↓の動画では、盾の戦士を採用した型の実戦をご覧いただけます。こちらもぜひ参考にしてみてください!
呪文採用は環境に応じてマイナーチェンジ
大型呪文と小型呪文はそれぞれ環境に応じたマイナーチェンジが可能です。
呪文ごとに期待できる効果をまとめますので、以下を参考に選んでみましょう。
- ロケット:スパーキーやバルーン等の対策およびタワーへの大ダメージ
- ファイアボール:マジックアーチャーやバーバリアン等の対策
- ローリングウッド:小物ユニット(地上)への範囲攻撃やノックバック効果
- 巨大雪玉:コウモリやガーゴイル等の対策
アウプリ枯渇の使い方・基本的な立ち回り
相手の呪文を枯渇させる
このデッキは他の枯渇デッキ同様、相手の呪文を枯渇させて攻撃を通していきます。
他の枯渇デッキがバレル等のメインウェポンカードを高回転で回す戦法なのに対し、アウプリ枯渇は前述のようにサブウェポンが豊富な為、どこに呪文を使われても攻め手が尽きないことが特徴です。
まずはバレルなどで呪文を使わせ、相手の手札に呪文が無い状態を作り出しましょう。
アウトロープリンスの形を組む
アウトローの後衛にプリンスをつける「アウプリ」の形が強力です。
合計10コストを消費するため、エリクサー2倍タイム以降やエリクサーアドバンテージを十分に取っている状態で狙っていきましょう。
ただし呪文やメガナイトの着地ダメージ等で形を崩されてしまうので、相手の手札にそれらのアンチカードが無い状態を作ってから展開する意識が必要です。
アウプリ枯渇を使いこなす為のポイント
勝利の鍵は「呪文把握」と「手札把握」
前述の通り、アウプリ枯渇は相手の呪文を枯渇させてサブウェポンを通していくことが基本戦術です。
したがって相手のデッキに何の呪文が入っているのか、そして手札のサイクルを把握しながら戦うことが何より重要です。
開始直後のゴブリンバレル・橋前プリンセス
動画内だけでなくプロリーグでも、KK選手は対戦開始直後にバレルをタワーに投げたり、橋前にプリンセスを出しています。(通称「よろしくバレル」「よろしくプリンセス」)
エリクサーが溜まっていない開幕直後にこれらを実行するメリットは以下の通りです。
- 不意を突くことで相手の対応が遅れ、ほぼノーリスクでタワーダメージを稼げる場合がある
- 呪文で対応してきた場合、序盤から既に呪文が枯渇している状態を作り出せる
- 相手の呪文を早い段階で把握できる
ただし、相手がユニットでうまく対応し、逆にカウンターを仕掛けてくるといったデメリットもあります。
多用は禁物ですが、覚えておいて損は無いでしょう。
ユニットを配置する位置に注意
プリンセスや吹き矢、ギャングなどはローリングウッドの枯渇要素ではありますが、それと同時に一発で処理されてしまう弱点でもあります。
防衛時などにこれらのユニットを固めて出してしまうと呪文の餌食になるので、うまく距離を離して配置することが重要です。
アウプリ枯渇のデッキ相性
アウプリ枯渇は呪文の枠を環境によって柔軟に変えられるため、戦えないほどの不利相性は少ないです。
特にラヴァデッキに対しては対空ユニットが豊富な為、有利に立ち回れるでしょう。
不利相性としてロイジャイデッキが挙げられますが、シーズン18のバランス調整でトリトンが下方された事や、ロイジャイデッキ自体が環境から減った事などから以前ほどの脅威はありません。
ただし矢の雨で処理されてしまうユニットが多いため、矢の雨型のデッキには慎重に立ち回る必要があります。