UPDATE
2020年12月9日にシーズン18最新アップデートによるバランス調整が実施されました。
このページではKK選手をゲストにお迎えした動画「今シーズンは枯渇環境!?KK選手と最新バランス調整を考察します」を参考に、各カードの修正内容をまとめながら環境の変化を予想していきます!
この記事の目次
シーズン18最新バランス調整内容:リワーク
巨大クロスボウ
HPが4%減少し、攻撃速度が0.05秒増加(0.25秒→0.30秒)、さらに稼働時間が10秒短縮(40秒→30秒)されました。
攻撃速度は下がりましたがダメージ量が30%増加されたため、単発の攻撃力が上昇しています。
防衛施設としてのクロスボウが弱体化
耐久力の減少により、防衛施設として自陣後方に置く“防衛クロスボウ”が処理されやすくなりました。
全体の使用率は減ると予想されますが、攻撃面では依然強力であり、環境に残り続けるでしょう。
盾の戦士
攻撃速度が10%短縮(1.1秒→1.0秒)され、HPが32%減少し、スケルトンと同じHPになりました。
盾で一度攻撃を受けることができる点と、もともとHPが低かった点から強化点の方が大きいリワークと言えます。
ただし盾の戦士でスケルトンラッシュを防衛する際には、HPの減少が影響して相打ちになるケースが増えるでしょう。
シーズン18最新バランス調整内容:バフ(強化)
ゴブジャイアント
ゴブジャイアント本体の攻撃速度が0.2秒短縮されました(1.7s→1.5s)。※背中の槍ゴブリンは変更なし
ゴブジャイアントと相性の良いスパーキーが前シーズンで弱体化されていますが、プリンス・ダークプリンスを組み合わせた『ゴブジャイPP』が注目です。
ネクロマンサー
最初のスケルトンが召喚されるまでの時間が2.5秒短縮されました(3.5s→1s)。
強化は受けましたが、ネクロマンサー本体は強化されていない点と、4コストの優秀な空ユニット(対空含む)が多い現環境では、未だ活躍の場は少ないでしょう。
コウモリの群れ
初回の攻撃速度が0.2秒短縮されました(0.8s→0.6s)。
バルーン等の処理がよりスピーディーになり、環境的にも大きく強化されました。
また、後述するヒールスピリットの下方によって処理されづらくなった点も間接的な強化と言えるでしょう。
シーズン18最新バランス調整内容:ナーフ(弱体化)
バーバリアンの小屋
小屋のHPが22%減少しました。※バーバリアン本体は変更なし
前シーズンまで鉄壁を誇っていたババ小屋ですが、大幅な下方により使用率は減少するでしょう。
スケルトンラッシュ
最初のスケルトン召喚までの時間が0.2秒増加しました(2s→2.2s)。
カード自体の役割は変わらず依然強力ではありますが、カウンターとしての即効性が低下しました。
特にペッカやメガナイトなどの大型ユニットを採用したデッキにとって、スケラのカウンターを比較的防衛しやすくなります。
また、盾ユニットにタワーのターゲットを取らせた状態でスケラを展開する戦術が主流でしたが、スケルトン召喚までの時間が遅くなった事でカードを切る順番を逆にするなど、使い手の使用感にも変化が出てくる可能性があります。
ヒールスピリット
ダメージ量が59%減少(52→16)し、これまでのようにスケルトンやコウモリを処理できなくなりました。
前シーズンまでロイジャイデッキや高回転系のデッキで使用率が高かったヒースピですが、今後はアイススピリットやエレクトロスピリットなど他の1コストカードで代用されるケースが増えるでしょう。
漁師トリトン
HPが10%減少しました(800→720)。
「ユニットを引っ張る」という唯一無二の能力は変わらず、使用率にさほど影響は無いでしょう。
しかし、これまで耐えていたミニペッカの1発+ザップが耐えられなくなった為、こうしたユニットへの対応を少し工夫する必要がありそうです。
エレクトロウィザード
ダメージ量が2.5%減少しました(93→91)。
前シーズンに続いて更に下方修正が入る形となりましたが、特異な性質は変わらない為使用率にさほど影響は出ないでしょう。
スケルトンバレル
バレルのHPが19%減少(540→440)し、タワーにバレルの爆破ダメージを入れづらくなりました。※バレル内のスケルトンは変更なし
また、アイスゴーレムを爆破するバレルの真下に出すことでほどんどのスケルトンのターゲットを取ることができ、防衛しやすくなりました。
環境的には追い風
スケルトンバレルがタワーに届きづらくなったことから、トルネードによるキングタワー起動のタイミングがシビアになりました。
また、スケルトンバレルを採用したバレバレ枯渇などのデッキは、相性の悪かったクロスボウがリワークによって使用率が下がった場合、環境として活躍の場は増えるでしょう。
シーズン18最新バランス調整による環境の変化
下方修正を受けてから大きく使用率を下げた「コウモリの群れ」が再び環境の中心になり、ディガーウォールブレイカーなどコウモリ採用のデッキが増えるでしょう。
コウモリ対策の巨大雪玉・ザップの採用率上昇や枯渇デッキの増加など、大型デッキ中心であった前シーズンと比べ、小物系のカードが活躍する環境となりそうです。