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おつかれさまです、kabutomです。
「クラッシュ・ロワイヤル」を始めてすこしの初級者(トロフィー600~2000くらい)のための攻略記事シリーズ、今回は”カード講座【建物編】”です。
建物カードにはデッキの主軸を張ることのできるカードも一部にありますが、”相手の強力な攻めを受けきる防衛施設”としての役割がいちばんの基本になります。
建物が一番効果を発揮できる正しい設置場所を覚えて、ワンランク上の防衛スキルを身に着けていきましょう。
※2020年6月時点の仕様に基づいて執筆しています。
建物カードの基礎知識
クラロワのカードは大きく分類すると、
- ユニット
- 呪文
- 建物
の3種類に分けられます。今回は「建物」カードについてのお話です。
まずは、基礎知識から確認していきましょう。
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クラロワでの「建物」の役割
クラロワの建物カードの基本的な役割は“防衛”です。
自陣の適切な場所に適切なタイミングで設置すれば、同じコストの「ユニット」以上の防衛力を発揮できることでしょう。
中にはユニットを生み出すことでタワーダメージを与えたり、長射程を活かして自陣から相手のタワーを攻撃できる建物もありますが、その活かし方はおいおい覚えていきましょう。
建物主軸のデッキ紹介記事
稼働時間が存在する
ユニットはダメージを与えられなければいつまでもフィールドに残り続けますが、建物はダメージを一切受けなくとも、決められた「稼働時間」が経過すれば自動的に壊れる作りになっています。
なぜこうなっているかというと、”クラロワの主役はユニットたちである”という設計思想が根っこにあるからです。
相手がなにもカードを出してこないのに、手持無沙汰だからと防衛施設を出してしまっては、肝心な時に「稼働時間」切れで役に立てなくなってしまいます。
建物は“後出し”で設置することが重要なのです。
どこに置くかがとても大事
建物カードの使い方のポイントは、適切なタイミングで、適切な場所に設置することです。
はじめのうちは、”相手の攻撃に対して後出しで”、”自陣の中央へ”、防衛施設を置くことを意識してください。
そして、徐々にどのマスがベストなのかについて、ケースバイケースの最適解を覚えていきましょう。
今回の記事でも後半で、基本的なパターンについて解説していきます。
建物カードの4分類
建物カードはその性質から4つに分類できます。
- 防衛施設
- 小屋系の建物
- ウェポンにもなる建物
- 特殊な建物
の4つです。
防衛施設
防衛施設は、防衛専門の建物です。
エリクサーコストの費用対効果では、ユニットを上回る防衛性能を持っていますが、相手のタワーには1ミリもダメージを与えることができません。
小屋系の建物
小屋系は、時間経過や壊れたときにユニットを生み出す建物です。
墓石以外は、同格ならば相手のタワーへちくちくダメージを与えることもできるのが特徴です。
ただ、相手のタワーレベルが自分のカードレベルより高い場合、タワーに届く前にやられてしまう点には注意しましょう。
ウェポンにもなる建物
射程範囲がとても長く、自陣からでも相手のプリンセスタワーを攻撃する”ウェポン”にもなれるのがこの2つの施設です。
橋前に設置すれば相手タワーを攻撃でき、自陣中央や低めに設置すれば射程の長い防衛施設として使えます。
特殊な建物
防衛施設でも小屋系でもウェポンでもない特殊な建物がエリクサーポンプです。
エリクサーコストは4ですが、時間経過で合計6のエリクサーを産み出します。置くだけで”エリアド2”が取れる訳です。
もっぱら平均コストが大きい重量級デッキで使われています。
防衛施設の正しい置き方
ここからは、「防衛施設」の正しい置き場所についてケースバイケースで紹介していきます。
Smashlogライターとしても活躍中の”クラロワ大学”さんのYouTubeにぴったりの解説動画があるので、それをお借りして説明していきたいと思います。
防衛施設の2種類のサイズ
クラロワの建物カードの中の「防衛施設」は現在4つありますが、そのサイズで2種類に分けられます。
サイズがちがえば、ベストな設置場所も異なります。それぞれの”正解”位置を覚えていきましょう。
上のレベルになると、「相手が最適な場所に建物を置いてくる読みで呪文を打つ」とか「相手が最適な場所に建物を置いてくる読みで呪文を打つ、と相手が考えているの読みで別の場所に建物を置く」などの高度な駆け引きが展開されています。
ですが初心者・初級者の方は、正しい位置を覚えて、置けることを当面の目標にしましょう。基礎あっての応用ですからね。
3×3マスの施設(大砲・ボムタワー・インフェルノタワー)
2×2マスの施設(テスラ)
3×3マスの施設(大砲・ボムタワー・インフェルノタワー)の場合
それでは、3×3マスの防衛施設の置き場所を見ていきましょう。
基本的な置き場所
「上下は両方のアリーナタワー(プリンセスタワー)から線を引いた位置、左右は中央の2か所」。
これまでざっくり”自陣中央”と言ってきましたが、具体的に言えばここが基本的な置き場所です。
対ゴーレム・対ジャイアント
攻撃対象が建物のみの大型ユニット(ゴーレムやジャイアント)が攻めてきた場合、相手が攻めてきたのと反対側の中央位置が正しい置き場所です。
ここに置くことで自陣内を最大限歩かせることができ、プリンセスタワーの攻撃をフル活用して相手ユニットのHPを削っていくことができます。
対ペッカ・対巨大スケルトン
ユニットにも攻撃できる大型ユニット(ペッカや巨大スケルトン)が攻めてきた場合、相手が攻めてきた側の中央位置が正しい置き場所です。
攻撃対象が建物のみの大型ユニット(ゴーレムやジャイアント)の場合の位置に建物を置いても、釣られず素通りしてしまう点に注意しましょう。
対ホグライダー・対エアバルーン
川を飛び越えられるタイプの、攻撃対象が建物のみのユニット(ホグライダーやエアバルーン)が攻めてきた場合も、相手が攻めてきた側の中央位置が正しい置き場所です。
ただし、相手のバルーンが高等テクニックの”ルート矯正”をしてきた場合は、もう1マス寄せないと建物に釣られてくれないことに注意です。(”ルート矯正”についてはいずれSmashlogの別記事でお話ししたいと思います)
2×2マスの施設(テスラ)の場合
つぎに、2×2マスの防衛施設の置き場所を見ていきましょう。
基本的な置き場所
「アリーナ上のぴったり中央の列」ここが2×2マスの施設の基本的な置き場所です。ケースに応じて上下位置を調整して設置していきましょう。
対ホグライダー
川を飛び越えられるタイプの、攻撃対象が建物のみのユニット(ホグライダーなど)が攻めてきた場合は、川から3マス下の中央位置が正しい置き場所です。
ホグライダーは移動速度も早いので、早すぎず、遅れすぎないタイミングで設置したいです。ただ、この辺は”習うより慣れろ”かもしれません。
対ゴーレム・対ジャイアント
攻撃対象が建物のみの大型ユニット(ゴーレムやジャイアント)が攻めてきた場合、川から4マス下の中央位置が正しい置き場所です。
”ホグライダーの時の1つ下”とおぼえておくのもよいでしょう。
対ペッカ・対巨大スケルトン
ユニットにも攻撃できる大型ユニット(ペッカや巨大スケルトン)が攻めてきた場合は、ホグライダーの時と同じ、川から3マス下の中央位置が正しい置き場所です。
対ラヴァハウンド・対エアバルーン
注意が必要なのは、攻撃対象が建物のみの空中ユニット(ラヴァハウンドやエアバルーン)が攻めてきた場合で、川から3マス下の中央位置から相手ユニットが来た側へ1つずらした位置が正しい置き場所になります。
ここまで記事を読み進めてくれた方は、ぜひ”クラロワ大学”さんの動画を見て復習をしておきましょう。1度見たよという方も、おさらいの意味でもう一度!
まとめ
- 建物カードの基本的な役割は”防衛”
- 基本的には相手の攻撃に対して、自陣の中央へ・後出しで設置すべし
- 防衛施設の正しい置き場所は「クラロワ大学」さんの動画で予習・復習しよう
◆ ◆ ◆
Have a good game!