UPDATE
このページでは、2021年6月に実装された最新バランス調整の内容を、けんつめし選手&RAD選手の解説をもとにまとめています。
アップデートの対象となったカードは10枚。それぞれリワーク、上方修正、下方修正の内容をまとめつつ、環境の変化について解説していきます。
シーズン24:ジャングルトラブル
まずは最新アップデートの内容を見ていきましょう。
以下、クラロワ公式HPより正規情報を引用させて頂いております。
クラロワパス
「ゴブリン神殿」タワースキンや吹き矢ゴブリンのスタンプが登場。
- 強化の秘伝書(アップグレードに必要な枚数のカードを瞬時に追加):1冊
- 魔法のコイン(カードのアップグレードコストを無料化):1枚
- 宝箱のカギ(宝箱スロットにあるいずれかの宝箱を瞬時にアンロック):2本
- ウルトラレアワイルドカード:1枚
- スーパーレアワイルドカード
- レアワイルドカード
- ノーマルワイルドカード
- 40,000ゴールド
- トレードチケット:4枚
- ボーナスバンクのゴールド(最大25,000ゴールド)
無料の報酬
クラロワパスを入手せずにプレイしても、以下の報酬を無料で獲得できます。
- レア強化の指南書:1冊
- スーパーレアワイルドカード:10枚
- レアワイルドカード:20枚
- ノーマルワイルドカード:100枚
- 宝箱のカギ:2本
- クラウン宝箱:25個(エメラルドや様々なレア度のカードを含む)
- ウルトラレアワイルドカード:1枚
新カード:ゴブリンドリル
今シーズンから新カード「ゴブリンドリル(通称:ゴブドリ)」が実装されました。
実装直後に緊急下方修正も受けており、内容は以降の章で解説します。
最新バランス調整:リワークカード
ファイアスピリット
- エリクサーコスト:2→1に減少
- ユニット数:3体→1体に減少
- ダメージ:6%増加
- ヒットポイント:109%増加
- ジャンプ距離:25%延長
- ダメージ範囲:47%拡大
ファイスピはもはや別ユニットに生まれ変わりました。
特筆すべきはダメージ範囲で、1コストながらゴブリンバレルを完封することが出来ます。
この点については枯渇デッキのメタとして強くなりすぎた調整と言えるでしょう。
ただ、以前の仕様でファイアボールのように扱っていたプレイヤーからしてみると、少し使い勝手が悪くなっているようです。
オーブン
- 調整後のファイアスピリットを1体ずつ召喚
- 7秒ごとに召喚(召喚回数が2回増加)
- 稼働時間:2%減少
オーブンから出てくるファイアスピリットのリワークに加え、オーブン自体にも調整が入りました。
稼働時間が減った代わりに、ファイスピが出てくる頻度(量)が増えています。
オーブンは建物の中で使用率が低いカードでしたが、今回のリワークを受けて新環境に期待が持てるでしょう。
最新バランス調整:上方修正
アウトロー
- アウトローガールの初撃速度:1秒→0.8秒に上昇
アウトローガールの火力がUPした事により、空ユニットへの対応がしやすくなりました。
アウプリ枯渇デッキ以外であまり見る事の無いカードでしたが、陸・空の受けとして今後採用が増えるかもしれません。
ただし元々弱いカードでは無かった為、そこまで大幅なバフは受けていないようです。
巨大スケルトン
- タワーへの死亡時ダメージを倍増
死亡時に落とす爆弾の火力が2倍になりました。
ただしユニットへのダメージ量は変わっていない為、恩恵を受けるには巨スケをタワーに届けなければいけません。
巨スケは防衛時に活躍するカードであり、タワーへ届ける前提のウェポンカードとしての役割はというと、正直微妙なところでしょう。
純粋なバフであり強くはなりましたが、今のままではあまり環境に変化はなさそうです。
大砲
- 攻撃速度:10%上昇
2.6ホグ以外のデッキでは見る事の無い大砲ですが、大幅に火力が上がりました。
建物カードの中で最もコストの軽いカードの1つであり、自陣での防衛カードとして今後使用率が高まるかもしれません。
しかし、より注目すべきは次に紹介するムートです。
60式ムート
- シールド破壊後の攻撃速度:10%上昇
大砲の上方修正に伴い、60式ムートのシールド破壊後も同様のバフを受けました。
元々ムートは強カードとして様々なデッキに採用されており、前回のバランス調整で移動速度のナーフを受けたものの、それでも攻守に渡って大きな活躍が見られました。
以前の仕様のままでも敵陣地でタワーをターゲットに取ったムートは脅威でしたが、更に火力が上がった格好となります。
最新バランス調整:下方修正
エリートバーバリアン
- 視野:9%拡大
前シーズン猛威を奮っていたエリババに下方修正が入りました。
視野の拡大は一見バフに見えますが、索敵範囲を広げた事で施設やユニットに誘導されやすくなるというナーフです。
以前はエリババを誘導する際、1体は釣れるがもう1体がタワーへ直行して大ダメージを受けるというシーンが散見されましたが、その現象は起こりにくくなるでしょう。
ただし、やはりエリババの脅威は火力。多少守りやすくなったとはいえ、攻守において依然強力なカードであることは変わりません。
ゴーレム
- ゴーレムの死亡時ダメージ:28%減少
死亡時ダメージのナーフにより、ゴレ受けのユニットやタワーの被ダメージが軽減されました。
ただしミニゴーレムの死亡時ダメージは変化無しとのことで、スケルトン等の体力の低いユニットは処理されてしまいます。
ゴレに関しては軽微な調整という印象で、これによって環境が大きく変わることは無いでしょう。
アイスウィザード
- ヒットポイント:3%減少
アイスウィザードがついにファイアボール一発で撃破されるようになりました。
常に環境トップに君臨していた遅延デッキが軒並み弱体化となり、今後使用率は激減することが予想されます。
ゴブリンドリル
- 配置後最初のゴブリンの召喚:0秒→1秒
- 破壊時にゴブリンが召喚される範囲を縮小
- 潜伏中の衝突を大幅軽減
新カード実装直後に緊急下方修正が入りました。
実装当初は攻守において最強格のカードでしたが、配置する位置やタイミングを工夫する必要が出てきました(当然ですが…)。
「いかにゴブドリを沢山出すか」勝負でしたが、今後は「ゴブドリ+何か」の形として、シナジーを模索していくことになるでしょう。
まとめ
シーズン24最新アップデートの目玉は、
- ファイスピ・オーブンのリワークによる環境変化
- 遅延デッキの弱体化
- 新カード「ゴブリンドリル」の登場
が主たる変化と言えるでしょう。
今後新環境の新しいデッキが開発されることが予想されるので、Smashlogでも引き続き記事・動画でご紹介していきます。
YouTubeチャンネル「SmashlogTV」のチャンネル登録も是非よろしくお願いします!