UPDATE
はいどうもkotaです。
『クラロワリーグ イースト』はスペシャルシーズンという形で特別なフォーマットが適用され、2v2が無くなった代わりにトリプルドラフトが導入されました。
皆さんにとって馴染みのないトリプルドラフトの選択プールについて調べて纏めていきます。
これを読むことでトリプルドラフトをより楽しむことができるはずです。
トリプルドラフトとは
3枚の選択肢から1枚ずつ選び、それを8回繰り返して自分のデッキを作ります。この際に相手の選択肢も見ることができます。
自分のカードを全て選べる、選択肢の公平性などから通常のドラフトバトルよりも人気が高いです。
運も勿論ありますが、ある程度の選択肢が固定されているため実力が勝敗に大きく関わってきそうです。
選択肢のグループ分け
毎回のカード選択画面では、相手の選択肢含め6枚のカードが出てきます。
似たような種類の選択肢だと感じる人は多いと思うのですが、実際に調べてみると5枚を除く全てのカードが以下の9つのグループに分けられていました。
選択肢には同グループから6枚がランダムに選ばれます。1枚が複数グループに属することはありません。
また、1回の試合で同じグループの選択肢が登場することもありません。
- 建物攻撃・主力カード
- 低コスト呪文
- 高コスト呪文
- 遠距離攻撃1
- 遠距離攻撃2
- 盾・中型ユニット
- 施設₊α
- 小型ユニット
- その他
①建物攻撃・主力カード
- ウォールブレイカー
- エリクサーゴーレム、ゴブリンバレル
- ホグライダー、迫撃砲、攻城バーバリアン
- ジャイアント、ロイヤルホグ、エアバルーン、スケルトンラッシュ、ラムライダー
- ゴブジャイアント、ロイヤルジャイアント、巨大クロスボウ
- メガナイト、ラヴァハウンド
- ゴーレム
②低コスト呪文
- ローリングバーバリアン、ローリングウッド、巨大雪玉、ザップ
- トルネード、矢の雨、ロイヤルデリバリー
③高コスト呪文
- アースクエイク
- ファイアボール、ポイズン、フリーズ
- ライトニング、ロケット
④低コスト遠距離攻撃
- 槍ゴブリン、コウモリ
- ホバリング砲、ロケット砲士、プリンセス、アイスウィザード、吹き矢ゴブリン、ガーゴイル、アーチャー、メガガーゴイル
⑤中コスト遠距離攻撃
- ザッピー、マジックアーチャー、エレクトロウィザード、インフェルノドラゴン、ベビードラゴン、マスケット銃士、ハンター
- ネクロマンサー、ガーゴイルの群れ、執行人ファルチェ、ウィザード、ライトニングドラゴン
⑥盾・中型ユニット
- アイスゴーレム
- ナイト、漁師トリトン、ゴースト、ディガー
- バルキリー、ダークプリンス
- アウトロー、バトルヒーラー、プリンス
⑦施設₊α
- 大砲
- テスラ、ボムタワー、ゴブリンの檻、オーブン、ミニペッカ、ランバージャック
- ゴブリンの小屋、インフェルノタワー、バーバリアン
- バーバリアンの小屋、ペッカ、見習い親衛隊
⑧小型ユニット
- スケルトン、アイススピリット、ヒールスピリット
- ゴブリン、ファイアスピリット
- スケルトンバレル、ゴブリンギャング、スケルトン部隊、盾の戦士、墓石
⑨その他
- レイジ
- ボンバー、アサシンユーノ
- ダークネクロ
- 60式ムート、ボウラー
- エリートバーバリアン、エリクサーポンプ、スパーキー
登場しないカード
2020年3月時点で、鏡、クローン、巨大スケルトン、三銃士の4枚はどこのグループにも属さず、選択肢に出てきません。
理由については不明ですが、ドラフトにおいて試合バランスを崩すと判断されたのでしょう。
登場しないグループ
全部で9つのグループがありますが、選択肢の数は8つです。毎回⑥⑦⑧⑨の中からランダムで1つのグループが登場しません。
①~⑤のグループを必ず登場させることで、バランスの取れたデッキが必ず作れるようにできています。
選択肢の順番
選択肢の順番に規則性はなく、完全にランダムとなっています。
カードを選択するkotaポイント
選択肢の順番はランダムなので、自分が安定して単体で強いと思うカードを基本的に選んでいきます。
そこから後半になるにつれてカードの強い組み合わせを作っていきます。例えばアイウィズ+トルネード、ランバー+バルーンなど。
呪文の選択肢が序盤に来た場合、相手にゴブリンバレルの選択肢があったらローリングウッド系を取ります。同じように相手にロケット砲士の選択肢があれば矢の雨を取ります。
相手の選択肢に対するアンチカードを選ぶことで一つのカードに無双されないことを意識しましょう。
しかし最終的にどんな強いデッキでも、自分が使いこなせないカードでは意味がないです。自分が慣れているカードを選ぶことが大切になります。
CRLについて
CRL選手は日頃から幅広いデッキを練習しています。なので選手の好みのカードなどはあると思いますが、バランスの取れたカード選択が見られるのではないでしょうか。
逆に選手によっては自分の代名詞とも呼べるカードを絶対に選択するといった選手もいるかもしれません。
デッキが固定ではないため、通常バトルで重要になってくる「デッキの熟練度」がありません。
カード選択でどのように相手と差をつけるのかに注目していきたいです。
最後に
トリプルドラフトは2v2同様に馴染みの深いものではありませんが、ある程度の仕組みを理解することでより楽しむことができます。
CRLでは全チームが研究を重ね、トリプルドラフトの選択にもチームの方針などが見られるのではないのでしょうか。
CRL以外の非公式大会でもトリプルドラフトが採用される日は近いと思うので、是非たくさん遊んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。