UPDATE
みなさんこんにちはピラメキです。
今回は4/6に行われたアップデート後(バランス調整)のクラロワリーグイースト Week2 全6試合で一番使用されたデッキを紹介します。
使用率No.1デッキ
今回のクラロワリーグイーストで一番多く使用されたデッキは↑の画像にあるエリゴレデッキです。
(アースクエイク→ポイズン、ゴブリンの小屋→バーバリアンの小屋、などのマイナーチェンジあり)
エリクサーゴーレムを主軸とし、後衛にバトルヒーラー、ベビードラゴン、ライトニングドラゴンなどを追加して力強く攻めていくデッキです。
1v1の全36試合中、エリゴレデッキが使用されたのは7回。
ちなみに2番目はクエイクホグで6回。(スケルトンラッシュは10回使用されていましたが型が確立していなかったので例外にしました。)
日本ではPONOSの焼き鳥選手、RAD選手が使用し、海外ではTalonのLine選手が9試合中3回も使用していました。
なぜ一番多く採用されたのか?
とにかく強いです。
ちなみに私はエリゴレデッキで世界最速グラチャレ12勝という記録を持っています(笑)そんなことはさておき何が強いのか?
バランスが非常に良い
デッキの完成度がめちゃくちゃ高いです。
防衛面ではゴブリンの小屋、トルネード+ユニットで柔軟に対応でき、攻撃面ではゴーレムデッキに引けを取らないほどの破壊力を持っています。
エリクサーゴーレムとバトルヒーラーの相性が非常に良く、回復しつつ攻めることで相手陣営でもユニットが残ってタワーを破壊するシーンが多々あります。
エリクサーゴーレムの弱点である施設相手にもクエイク(ファイボ、ポイズン)で突破しやすいのも強みでしょう。
攻撃、カウンターの形が作りやすい
似た形のゴーレムデッキの場合、8コストのゴーレムを先頭に形を作っていきますが、エリゴレデッキは攻めの主軸であるエリクサーゴーレムが3コストと格安で、防衛で生き残ったユニットの前に付けてカウンターの形を取りやすいです。
トルネード+ベビードラゴン、ライトニングドラゴンで相手にプレッシャーを与えつつ相手ユニットを処理する立ち回りが必要になります!
中途半端に攻めてしまうと鬼のハードカウンターで返り討ちにあうので気を付けましょう。
※エリクサーゴーレムは破格の3コストの代償として、死亡時に相手に4コスト献上してしまう性能を持ちます。
対ホグクエイクでの有利
バランス調整後ゴブリンの小屋の採用が増え、それに伴いクエイクデッキの採用も増えました。↑の画像のクエイクホグデッキは6回使用された使用率2番目のデッキです。
同じクエイクデッキですがマッチングするとエリゴレデッキの方が有利に立ち回れます。具体的には、こちらのWドラゴンが処理されづらいところにあります。
クエイクデッキなので大型スペルがなく、対空はコウモリの群れとロケット砲士とこちらのトルネード込みでの攻めに耐えられません。
相手の攻めをある程度許容し、こちらの攻めに転じることが出来れば3クラウン持っていけます!
※こちらのクエイクの使用を控えることが重要でしょう。
同じクエイクデッキ同士で当たった際、相性が取れるといったのも一番採用された理由の一つだと思います。
試合での活躍
気になる勝率ですが、7戦中勝利したのはなんと1回でした。
リーグで一番多く使用されるほどの強いデッキのはずですが・・・この結果から「各プロチームの対策」が素晴らしかったと言えます。
勝利した際の相手のデッキは巨大スケルトンとロイヤルジャイアントを組み合わせ、さらにクエイクや枯渇要素を加えたデッキでした。
この試合は、LittleChen選手が使用する巨大スケルトンの死亡時効果によってエリクサーゴーレムの後衛ユニットが処理されてしまう展開が続きました。
そしてロイヤルジャイアント+クエイクなどの攻めで終始押されていた展開で誰もが負けを確信したでしょう。
しかし、エリクサー3倍タイムに突入したタイミングで、逆サイド攻めする咄嗟の判断によってギリギリ勝利しました。デッキ相性を覆したiSlaw選手の素晴らしいプレイと言えます。
エリゴレデッキは相手のデッキによって簡単にスリークラウン持っていく力強さがあるのですが、このような弱点はあります。
クラロワリーグでは、クエイク入りのデッキやスケルトンラッシュデッキに本来の力を出せず敗れていた試合が多かった印象を受けます。
対クエイクデッキ
エリゴレデッキの立ち回りとしては、ゴブリンの小屋でアドバンテージを取り、形を作っていくのが基本です。
しかし、クエイクでゴブリンの小屋を潰されて思い通りの形が作れず押されていく展開が多々ありました。
この試合に関して、前述した巨大スケルトンでのユニット処理+ロイヤルジャイアントクエイクの攻めに対応できずに敗れています。
対スケルトンラッシュデッキ
対スケルトンラッシュデッキに関しては、単純に相性が悪く、エリゴレデッキにはスケルトンラッシュに対しての有効な受けがあまりありません。
逆サイドスケルトンラッシュに防衛コストを使ってしまうが故に攻撃・カウンターの形が作りづらいのです。
右サイドにダークプリンスを出して防衛したが故に、左サイドに全力投球できていないのが見てわかります。
型は違えど10回も使用されたスケルトンラッシュデッキは他のデッキに対しても無難に立ち回れ、脅威であるエリゴレデッキにも相性が取れるといった背景でWeek2で使用されたのでしょう。
スケルトンラッシュデッキはアムロさんが紹介しているのでそちらの記事も掲載しておきます
まとめ
今回のクラロワリーグイーストでエリゴレの使用率が高いのは私も予想していました。しかしながらそれを見越した各チームの対策は見事でした。Week3の試合からエリゴレデッキはかなり使いづらくなると予想されます。
またエリゴレデッキ以外にも環境で暴れているスケルトンバレル入りの穴掘りポイズンデッキ、ゴブリンの小屋入りデッキ、10回と多く使われていたスケルトンラッシュデッキ。
Week3の試合はこのあたりのデッキの風当たりが強くなると思われるので、各チームのプレイヤーのデッキ選択が楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!