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おつかれさまです、kabutomです。
今回の攻略記事では、『クラッシュ・ロワイヤル』に欠かせないテクニックの1つである「キング起動」を取り上げます。
プロの競技シーンでも”キング起動に成功するかしないか”というのは、試合の注目ポイントです。
Smashlogライターでもあるクラロワ大学さんの動画(2020年7月30日公開)を教科書にして、一緒に合格点を取れるようになりましょう!
(※本記事は2020年11月時点の情報に基づいて執筆しています)
「キング起動」とは?
『クラロワ』の自陣には3本のタワーが立っています。
右と左のプリンセスタワーは試合開始時から相手のユニットを迎撃してくれるのですが、なぜか真ん中のキングタワーは知らんぷりで動いてくれないんですね。
- どちらかのプリンセスタワーが落とされたとき
- キングタワーが相手の攻撃を1ダメージでも受けたとき
このどちらかの条件を満たして初めて、重い腰を上げてキングタワーが防衛を始めてくれるのです。
この仕組みを活かして、”意図的に相手の攻撃をキングタワーで受けて、キングタワーを起動させる”テクニックのことを「キングタワー起動」や「キング起動」と呼びます。
「キング起動」のメリットは?
「キング起動」のメリットを一言で言えば、その後の防衛が有利になることです。自陣に味方が1人増えるようなものですからね。
特に中軽量級のデッキやスケルトンラッシュ相手にはかなり有利に立ち回れるようになります。
こういった相手には、出来るだけ試合の序盤でキング起動をしておきたいです。
- 枯渇系(ゴブリンバレル、スケルトンバレルなど)
- 軽量級(ディガー、ウォールブレイカーなど)
- 中量級(ホグライダー、ロイヤルホグ、エアバルーンなど)
- 特殊呪文(スケルトンラッシュ)
一方で、キングタワーの射程圏外から攻撃してくるデッキ相手にはあまり意味がなかったりします。
- 建物系(迫撃砲、巨大クロスボウ)
- 遠距離系(ロイヤルジャイアント)
「キング起動」可能なカードとは?
ふつうにプレイしていれば、相手のユニットは右か左のプリンセスタワーを目指して攻めてきますので、キングタワーがいきなり直接攻撃されることはありません。
“意図的に相手の攻撃をキングタワーで受ける”ためには、相手ユニットの位置を動かす能力が必要です。
2020年11月現在の『クラロワ』でそれができるカードは2枚だけです。
の2枚です。
今回はこのうち、トルネードを使ったキング起動について詳しく学んでいきます。
トリトンの使い方については、shunさんが以下の記事で紹介してくれています、是非参考にしてください。
トルネード単体での「キング起動」のやり方
それでは、クラロワ大学さんの動画「【クラロワ】トルネード小技集!キング起動の基本から応用まで!|Tornado ProTips【ClashRoyale】」を教科書にして、トルネードの位置とタイミングを覚えていきましょう。
対ホグライダー
- トルネの位置 :プリンセスタワー正面の通路に重なるように
- タイミング :ホグが川から3マス目に来たくらいで手を離す
対ゴブリンバレル
- トルネの位置 :対ホグと同じ位置
- タイミング :バレルの影が川を越えそうなところで手を離す
対エアバルーン
- トルネの位置 :対ホグと同じ位置
- タイミング :タワー攻撃を1発許容してからキングに吸う
対ベビードラゴン
ベビドラが相手のキングタワー裏から出てきた時だけ、キング起動できます。
- トルネの位置 :両プリンセスタワーに重なる位置
- タイミング :ベビドラの影が川から2マス目に来たくらいで手を離す
対ウォールブレイカー
- トルネの位置 :プリンセスタワーを真ん中で分断してキングにもちょっとかかる位置
- タイミング :WBが橋を越えたらすぐに手を離す
外側からルート矯正されたときには、タイミングが少し変わります。
- トルネの位置 :先ほどと同じ位置
- タイミング :先頭のWBが橋から2マス目に到達したくらいで手を離す
対スケルトンバレル
- トルネの位置:プリンセスタワーの外側に接するような位置で
- タイミング:スケバレの影がタワーから3マス目に入ったくらいで手を離す
もう1つのやり方はこうです。
- トルネの位置 :範囲の頂点が川から1マス目あたりになる位置
- タイミング :スケバレの影がタワーから2マス目に入ったくらいで手を離す
対ミニペッカ
- トルネの位置 :プリンセスタワーとキングタワーがすっぽり入る位置
- タイミング :ミニペが川から4マス目に入ったくらいで手を離す
外側からルート矯正されたときには、タイミングが少し変わります。
- トルネの位置 :先ほどと同じ位置
- タイミング :ミニペが川から3マス目に入ったくらいで手を離す
対エレクトロウィザード
- トルネの位置 :プリンセスタワーがすっぽり入る位置
- タイミング :吸えればいつでも手を離してOK
トルネード+アイスピなどでの「キング起動」のやり方
トルネード単体ではキング起動できないものの、アイススピリット(以下アイスピ)などのユニットとの合わせ技ならばキング起動できる相手やテクニックも存在します。
この際いっしょに覚えておきましょう(アイスピ以外のユニットで代わりが利く場合もあります)。
対ゴーレム
- アイスピの位置 :プリンセスタワー真正面の1マス前
- アイスピのタイミング :ゴレの足がプリンセスタワーに重なったくらいで
- トルネの位置 :プリンセスタワーをナナメに横切る位置
- トルネのタイミング :アイスピを出したらすぐにトルネを出すイメージで
対ハンター
- トルネの位置 :川の向こう岸と通路に接する位置
- トルネのタイミング :川から3マス目に入ったくらいで手を離す
- アイスピの位置 :キングタワー前の位置
- アイスピのタイミング :トルネを離したらすぐ出すイメージ
対ファルチェ
- トルネの位置 :対ハンターと同じ位置
- トルネのタイミング :川から3マス目に入ったくらいで手を離す
- アイスピの位置 :キングタワー前の位置
- アイスピのタイミング :トルネを離したらすぐ出すイメージ
トルネードで「キング起動」できないユニット
トルネードは2016年11月に新カードとしてリリースされてから、何度かのバランス調整やリワークを重ねてきました。
そのため「トルネでキング起動できたはずなのに、気づけばできなくなっていた!」という事態も起こり得るわけです。
2020年11月現在、トルネードが最後にバランス調整されたのは2020年5月度です。
その最新トルネでキング起動できなくなったユニットはこちらです。
今後もトルネードがバランス調整されたときには、
- トルネでキング起動できなくなったユニットはないか?
- 逆にキング起動できるようになったユニットはないか?
- キング起動するためのトルネの位置、タイミングはどうなったか?
などの知識を最新化していく必要があります。
露骨なまでに“知識は力なり”を地で行くカード、それがトルネードなのです。
まとめ
- 「キング起動」とは、”意図的に相手の攻撃をキングタワーで受けて、キングタワーの防衛機能を起動させる”テクニックのこと
- 中軽量級のユニットやスケルトンラッシュ相手には、その後の防衛がかなり有利になる
- トルネードを打つ位置とタイミングがポイント。練習して確認しておぼえよう!
◆ ◆ ◆
Have a good game!