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どうも皆さんこんにちは、アムロです。
今回は意外と皆さん気にしていないかもしれない、「初手の切り方」についての記事です。
初手要素はクラッシュロワイヤルにおける数少ない運の絡む時間帯になります。
この記事では上位プレイヤーがどのように考えて初手のカードを選択しているか、また初手で切り易いカード・切りづらいカードの特徴について解説していきます!
初手の運要素とは?
例えば、相手が初手でラヴァハウンドを出してきたとします。
自分の手札に対空ユニットがなければ、防衛できる対空ユニットが揃うまで手札を回さなければなりませんよね。
しかし手札回しでエリアドを取られ、そのままタワーを折られてしまい、ゲームセット…そんな経験はありませんか?
逆に、こちらの手札次第では初手ラヴァにカウンターを決めて一気に勝ち切ることもあります。
このように、初手の運次第で勝敗を分ける可能性はどうしてもあるのです。
極端な例ですが、初手ゲーは相手の手札によっては一気に勝ち切れる反面、失敗すれば手痛いカウンターをくらう大きなリスクがあります。
ではどのようなカードから切っていくのが良いのでしょうか?
初手に切りやすいカード
先ほどの初手ラヴァの例は、相手のデッキや手札がある程度読めている場合には有効ですが、そうでなければ大きなリスクを伴います。
そのため、初手で勝負を仕掛けるような戦略は、BO3等のようにデッキの読み合いが絡む対戦で有効な場合が多いです。
マルチなどで初見の相手と戦う場合は、極力出すメリットが大きく、リスクが少ないカードを選択しましょう。
デッキによって最適なカードは異なりますが、一般的に初手で切り易いカードを一部ご紹介していきます。
あくまで一例ですので、以下の特徴を踏まえて自分のデッキにあるカードと照らし合わせてみてください。
マスケット銃士
射程が長いことで大抵のユニットには打ち勝ち、ファイアボールで処理されないHPを誇るユニットです。
相手のスペルでエリアドを取られずに、こちらが初手でエリアドを取ってそのまま橋前での攻撃に繋げることが出来るので、初手に向いているカードと言えるでしょう。
ゴブリンの檻
ゴブリンの檻はとりあえず建てておくと安心できるカードです。
仮にスペルで檻が破壊されたとしても、中からリベンジゴブリンが飛び出してくるため、エリアドを取られることが少ないです。
建物カードであり、防衛から入ることで相手の行動を見れる点も強みと言えます。
その他軽量ユニット、小型スペル
コストが軽い軽量ユニット・小型スペルであれば、初手で切ったとしてもカウンターをされることはほとんどありません。
リスクがないというのが最大のメリットだと考えています。
初手に切らない方が良いカード
初手に切らない方が良いカードは、当然メリットが少なく、リスクが高いカードです。
中にはリスクだけではないカードもありますが、安定してクラロワで勝つためにはメリットよりリスクを重視すべきでしょう。
大型の地上ユニット
まず挙げられるのが建物をターゲットとする大型ユニットです。
中でもゴーレム、ジャイアント等の地上のユニットは、現環境に多いトリトンにキングタワー起動をされるリスクがあります。
また大型ユニットはコストが高く、相手に防衛されてカウンターをくらってしまえば大ダメージは避けられません。
そのため、大型デッキは相手のデッキ・エリクサーを把握した上で攻める立ち回りが求められます。
ラヴァハウンド
ラヴァハウンドも建物をターゲットとする大型ユニットです。
しかし空中ユニットであるため、トリトンにキングタワー起動をされない点では他の大型ユニットよりはリスクは少ないと言えます。
それでも相手によってはカウンターをくらって一瞬で負けてしまうリスクはありますので、それを考えると慎重にプレイすべきでしょう。
例外として、初手の中で一番リスクの低いカードがラヴァハウンドである場合は、初手で出しても良いです。
また、ラヴァハウンドデッキは攻撃面での火力が高い反面、陸受けのカードが少なく手札によっては防衛が手薄になってしまいがちな特徴があります。
その特徴を活かし”骨を切らせて肉を断つ”精神で初手ラヴァをする場合もあります。
高火力ユニット
ミニペッカを例として、初手で橋前出しをしたとします。それをスケルトンで受けられて相手がゴーレムを展開してきたら、防衛するのは困難です。
防衛の要となる高火力ユニットも、なるべく初手では使わない方が良いということですね。
もちろん例外はあります。
ミニペッカ以外にも高火力ユニットがデッキにある場合、もしくはタンクユニットに対して防衛可能な施設がある場合、手札回しをするのはありかもしれません。
さいごに
意外にも初手の切り方次第で勝敗が大きく左右されることがあるのです。だからこそ同じような試合はクラロワには存在しないとも言えますね。
もちろん、この記事で紹介した初手の考え方が全てではありません。
あくまで一般的にトッププレイヤーはこういう考えをしている、という程度に参考にしてもらえれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!