UPDATE
こんにちは!アムロです。シーズン11のバランス調整が発表されましたね!
史上最大とも言える規模のバランス調整かもしれません。
バランス調整後のユニットがどうなっていくのか、今回の記事で考察していこうと思います。
別の記事では調整後の環境について考察していこうと思いますので、そちらもあわせてご覧下さい!
スペル
トルネード
今回のバランス調整で1番の目玉の調整と言えるかもしれません。
トルネードは様々な下方修正を経たものの、依然強いカードとして存在していました。今回は大きなリワークが入ることになりました。
まず効果時間が2秒→1秒に減少し、吸引力が2倍に、さらにダメージも2倍になりました。
さらには今回の調整で初めてトルネードにタワーダメージが付与されることとなり、52ダメージ与えることが可能となります。
今回の調整は、攻撃面では上方、防衛面ではある面ではかなりの上方、またある面では若干の下方と言えると思います。
防衛面での上方修正とはキング起動が以前よりも容易になったことです。こちらの動画を参照してください!
Tornado stats has been updated in the dev build! This clip shows two things about the new Nado:
– the doubled pull strength is noticeably stronger
– you will activate King Tower if you Nado it
Also, total damage to towers will be 48 instead of 52 pic.twitter.com/56mrvsYHAQ— SML / RoyaleAPI (@SML_RoyaleAPI) May 2, 2020
キング起動に成功すると、防衛にかけるコストを少なく抑えることができ、より試合を有利に進めることができます。
多くのユニットをノーダメージでキング起動ができるようになってしまったため、より有利に立ち回ることができます。
もう一方の防衛面での下方修正とは、トルネードの最大の特徴である、アイスウィザード等の遅延効果をトルネードで吸引しながら付与させ、時間を稼ぎながら防衛する、ということがトルネード単体では不可能になることです。
その面においては以前のような力を発揮することはなくなるでしょう。
続いて攻撃面ですが、吸引力が上昇したことによりユニットを目的の場所に素早くまとめることができるようになります。
そうすることで攻撃ユニットのターゲットを外して、タワーにターゲットを向けることも容易になります。
トルネードは実際にプレイしてみなければわからないことが多いカードであるのは事実です。
クラロワにおいていちばん重要であるキング起動をお手軽にできる唯一のカードであることもあり、使用感が気になるところです!
アースクエイク
今回のバランス調整でアースクエイクの尖っていた性能は丸くなりました。
特徴であった施設系へのダメージが減少し、ユニットに対するダメージ量が増加されました。
これにより、いわゆる相性ジャンケンゲー(アースクエイクがデッキにあったからクロスボウに勝てた、なかったから負けた)が減ります。
さらにはユニットへのダメージ増加の影響でスケルトンは1回目のダメージで処理することが可能となりました。
スケルトン部隊や、墓石で防衛された時、少し時間がかかっていた厄介さがなくなります。
アースクエイクの調整は後述する施設系の調整に合わせてリワークを考えられたものと考えています。
ロイヤルデリバリー
今回は純粋にダメージ量が318→402に増加されました。
今回のアースクエイクのダメージ増加とも相まって、攻めクエイクから、そのカウンターをロイヤルデリバリーで一掃する立ち回りも流行っていきそうです。
ユニット
バトルヒーラー
バトルヒーラーは体力が1584→1425へと減少されました。しかし、未だにロケットで処理はできない耐久値となっています。
バトルヒーラーの範囲回復は唯一無二ですし、下方後もエリクサーゴーレム、ライトニングドラゴンと組み合わせた時の厄介さは健在でしょう。
その一方で、スケルトンラッシュデッキや神器デッキでの盾ユニットとしての役割が少し弱くなるのは非常に大きいと思います。
ミニペッカ
ミニペッカは近接攻撃の範囲が中距離から短距離になります。今までの火力は残しつつ、後衛ユニットとしての性能が下がりました。
例えば、ゴーレムの後衛としてミニペッカをつけると、ミニペッカがユニットを攻撃するにはゴーレムの少し前に出なければならなくなります。その隙に群れ系のユニットで処理することが容易になりました。
防衛面では、よりユニットに近づかなければならないため、ホグライダーの完封が難しくなったり、タンクユニットの後衛の範囲攻撃ユニットにタワーも巻き込んでダメージを与えられてしまう可能性があるので、そこも注意しなければなりません。
瞬間的な火力を求めるデッキにはミニペッカ、レイジのバリューの高い形を組んで攻めるデッキにはランバージャックが採用される、と言った具合に上手く差別化して行けると思います。
ベビードラゴン
ベビードラゴンもシンプルに体力が下方されました。
しかしながら、空ユニットでかつ耐久もあり、範囲攻撃という珍しい性能のユニットなので、代替案のユニットがないデッキも多いです。ですので、使用率は大幅には下がら無いのではないかと考えています。
マジックアーチャー
マジックアーチャーは射程が元の7に戻り、体力が10%減の440に修正されます。
今回の体力の減少により、3コストのスペルと2コストのスペルの組み合わせならば、処理することが可能となりました。
例えば、修正後のアースクエイクと巨大雪玉で処理することができます。これによりシーズン10以前のマジックアーチャーよりも厄介さが減少します。
ですが橋前からのプレッシャーは依然最強クラスのユニットだと思います!
施設系
オーブン
今回の調整で1番の被害者はオーブンであると言えるかもしれません。オーブンは今の環境でそもそも採用率が高くはありません。
それに加えて、スペルにまで弱くなり、バルーンでも一撃で落とされるとなるとあえて使うことはないかな、と考えています。
こちらも実際の使用感を確かめてみたいところです!
ゴブリンの小屋
ゴブリンの小屋も体力が減少され、オーブンと同じ体力となり、耐久面でかなりの弱体化であると言えます。
死亡時に生成される槍ゴブリンもスペルで処理されてしまいやすいことから、大幅な弱体化とも言えます。
シーズン10のときのような採用率の高さはなくなると思います。
バーバリアンの小屋
バーバリアンの小屋は施設系の中でも最高峰の耐久値だったのですが、今回の下方で20%減され来シーズン以降の採用率に影響が出てきそうです。
ゴブリンの檻
最後はゴブリンの檻です。ゴブリンの檻は唯一施設系の中で上方修正されました。
アースクエイクの影響でリベンジゴブリンが簡単に丸裸にされてしまうため、リベンジゴブリンの火力を上方修正することで、採用率を高める狙いがあると思います。
さいごに
今回の記事はユニットに焦点を当てていきました。別の記事にて環境に焦点を当ててい考察していきます。
調整後のカードの使用感が気になるところですね!それでは次の記事でお会いしましょう!